出産予定日3日前、どうしても映画が見たくて、主人と映画デートへ出かけました。映画が始まるころは、なんとなくおなかが張るな・・・と思っていましたが、まさかその6時間後に出産しているなんて!
病院に着いてからも、主人が行方不明?!そんなドタバタ出産エピソードをお送りします。
予定日2日前の映画デート
夫と映画デート中、いざ上映開始というときに、おなかがキューと張ってきました。すぐに収まって胎動もあったので、赤ちゃんも楽しんでるなと勝手に解釈し、映画を観続けました。
しかし映画の最中、10分おきくらいにおなかが張ってキリキリと腰が痛くなってきました。座りっぱなしだから痛いのかな、陣痛ならもっと痛いはず、と思い込み、最後まで映画を観終えました。
今になって、あれが陣痛開始だったんだと思うと自分の鈍感さにビックリです。
冷静すぎる夫婦
映画館から出るころには、腰の痛みが増してきて、ついに声に出してアイタタタ。もしかして?これが陣痛?と思い、病院に連絡すると入院する準備をしてきてくださいと言われ、家に入院の荷物を取りに行きました。
夕飯がまだだったので、マクドナルドのドライブスルーへ寄り道できちゃう気持ち的な余裕もありました。想像していたより陣痛が痛くなかったので、フライドポテトをつまみながら病院へ向かうなんて、私も主人もかなり冷静でした。
夫行方不明のため立会えず
病院へ着いて間もなく、分娩室へ入りました。産まれる直前に看護師さんが主人を呼びに行くと「病室にも待合室にもご主人の姿が見えません」とのこと。私は「え?どこーー?」と叫びながらいきむと、赤ちゃんが産まれてきました。
赤ちゃんとの感動のご対面を終え、ホッとひと息ついてるところへ「もう産まれの?!」とノコノコやってきた主人。車でうたた寝をしていたらしいです。主人の緊張感がなさ過ぎて、もう笑うしかありませんでした!
私は破水も出血も分娩直前までしなかったので、のんびりと病院へ向かいましたが、陣痛かな?と思ったら早めに病院へ連絡して行動することをおすすめします。のんびりしすぎて、危うく映画館で出産してしまうところでした。(TEXT:山口茜)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。