待望の赤ちゃんを授かったのに、妊娠中に夫婦関係がギスギスしててしまうことも。妊娠中はホルモンのバランスが崩れているため、女性はイライラしやすい状態にあります。では、実際どんな言動にイライラしているのでしょうか?
家事を手伝わない!
つわり中は料理ができないだけでなく、だるくて家事全般ができなくなることも。また、おなかが大きくなると、お風呂そうじやトイレそうじなどの体勢がつらくなります。そんなときには「無理しなくていいよ」と言うだけでなく、パパができることは率先して行いましょう。
間違っても「最近、家の中が散らかってない?」とか、「料理が適当すぎるんだけど」などはNG。適当な料理を食べたくないなら、スマートに「今日は外食にしよう!」「おかずは買って帰ってくるから」などと言うのがベストです。もちろん好みは聞いてあげてくださいね。
お酒やたばこに配慮がない!
妊娠したらお酒やたばこはNG。今までアルコールが大好きだったり、愛煙家だったママもやめざるを得ません。そんな中、目の前でおいしそうにビールをグビグビ飲まれたり、プカプカたばこを吸われたりしたらどんな気持ちだと思いますか?
お酒の場合は、ひと言「飲んでもいいかな」と聞いてみてはいかがでしょうか?たばこに関しては、これを機会にパパも禁煙をおすすめしますが、最低でも家で吸うのはやめましょう。副流煙もおなかの赤ちゃんに影響を及ぼすおそれがあります。
デリカシーがない!
妊娠中のいちばんの変化は体型です。初めての妊娠ならなおさら、ママ自身が自分の体の変化におどろき、戸惑いを隠せないものです。そんなママの気持ちを逆なでするような言動は避けたほうがいいでしょう。
たとえば「最近、おしゃれなかっこうしていないね」や「顔がまるくなったんじゃない?」などは、パパは悪気はなくとも、ママは傷付いています。マタニティ用のパンツなどを見て、「何このデカパン!」などとは、口が裂けても言わないでくださいね。
妊娠中に女性はゆっくりとママになる準備をしています。男性は体の変化がないので実感は薄いかもしれませんが、出産当日にあわてることがないよう、妊娠中から女性の体の変化などの理解をしていきましょう。
何をしていいかわからないという人は「困っていることはない?」「何でも言ってね」と言葉をかけましょう。それだけでママは気持ちがラクになります。(TEXT:サトウヨシコ)