親友夫婦の紹介で出会った私たち
私が彼と出会ったのは27歳のとき。親友夫婦からの紹介でした。
当時の私は、恋愛について真剣に考え過ぎていたゆえに、お付き合いを始めることへの不安があって、なかなか恋愛への第一歩が踏み出せずにいました。そんなときに紹介されたのが彼です。親友の旦那さんのお墨付きで、親友にも「2人はきっと合うと思う!」と言われたことが後押しとなり、思いきって連絡をとることにしたのです。
一方、そのころの彼はひたすら仕事に励む毎日。「恋愛は面倒だな」と思っていたようで、「結婚はいいや!」って考えていたところに、今回の話が持ち込まれたそう。彼もまた、信頼していた友人に紹介されたからこそ、「まあ……連絡をとってみてもいいかな」と思えたらしく、アクションを起こしたとのことでした。
交際2年後に彼からプロポーズ!
その後、私たちはとんとん拍子に交際を開始。出会ってから2年後、私たちは2人暮らしを始めていました。そして11月22日の“いい夫婦の日”に彼からプロポーズ! でも、私はこれをスルーしてしまったのです……。だって、あまりにも自然すぎたから。
私はテレビドラマで見るような、ハッキリとした言葉でプロポーズされると思い込んでいました。本人もそのつもりだったらしく、当初はレストランで食事をしたあとにプロポーズする予定でいたそうです。だけど、世間はコロナ禍真っ只中なうえ、彼の仕事も外出自粛規制が強くて、やむなく外食を断念。自宅で食事を作りながら会話しているとき、サラッと「そろそろ結婚する?」と言われたのです!
もともとビシッと言う性格の人ではないですし、本当に普段と変わらない様子だったので、私も「いつもの愛情表現かな?」と勘違い。「うん!」と何気なく答えちゃいました。プロポーズだと気づいたのは数日経ってからです。婚約指輪を見に行くことになり、私が「プロポーズ前に見るのって変かな?」と彼に聞いた流れでわかったのでした。
幸せな新婚生活は彼のおかげ
結婚後も彼は仕事で忙しい日々。泊まりがけで出張に行くこともあります。だから家事はすべて私が担当していましたが、ほどなくして私が妊娠。
体調不良で苦しんでいると、疲れているだろうに帰宅後に家事を手伝ってくれるし、休日の買い出し、ペットのお世話と積極的に動いてくれて、妊娠中の私を全面的にフォローしてくれる彼。大変助かっています!
妊娠中の私は体が重く、高い場所にある荷物を取るのにもひと苦労です。それを「無理しないで!」と代わりにこなしてくれる彼に、たくましさとやさしさを感じました。普段はマイペースで、せっかちな私に指摘されてばかりの彼ですが、私が妊娠してからは率先して家事をこなしてくれます。
行動だけでなく、彼は「3人になるんだから無理しないでゆっくりしててね」「毎日、体大変なのにありがとう」と、私を気づかって温かい言葉をかけてくれます。
親友夫婦が繋いでくれた、私と彼の縁。2人には「彼に出逢わせてくれてありがとう」と、改めてお礼を言いたいです。彼と結婚して、本当によかったと思える幸せな日々を過ごしています。
文:よりたま/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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