VIO脱毛をするときのルール
私が働くエステティックサロンでは全身の脱毛施術が可能で、デリケートゾーンと言われるVラインやIライン、Oラインもツルツルにしたいという希望のお客様も多いです。
デリケートゾーンは、VIOすべての範囲の施術を一度におこないます。生理のときは施術できませんが、生理予定日でもその日に生理が始まっていなければ施術は可能です。もしデリケートゾーンの予約をしているときに生理が始まってしまった場合は、事前に連絡をいただき、予約を延期してもらうルールになっています。
あるお客様の施術を進めていると…
デリケートゾーンの施術のときは、専用の紙ショーツに穿き替えてもらいます。紙ショーツでデリケートゾーンが隠れていても、脱毛専用の冷却ジェルをまわりに塗ったりティッシュで拭いたりするので、生理時の出血があればすぐにわかります。
その日、私が施術担当になったお客様は「そろそろ生理になりそうな感じ」とのことでしたが、まだ生理が始まっていないので、施術をすることになりました。
途中までは順調に進んでいたのですが、Iラインに塗った冷却ジェルをティッシュで拭き取ったときのことです。うっすらと赤い経血が滲んだ気がしました。「もしかしたら生理が始まっているのでは?」とすぐお客様に伝え、急いでトイレに行って確認してもらうことにしました。
結局、施術は中断することに
お客様はすぐにトイレで確認してくれ、やはり生理になってしまったとのこと。施術は終わっておらず中途半端な状態でしたが、一旦終了することになりました。施術中のお客様が生理になったのは、私も初めてだったのでびっくりしました。
お客様自身は、施術中に生理になったことをとても気にされていました。でも、早く気がついたことで、あまりお客様に恥ずかしい思いをさせずに済み、タオルやシーツに経血が滲むこともなく、スムーズに対応できたと思います。
その後の対応としては、この日は途中で施術を中断してしまったので、生理が終わってから、再度残りの部分の施術をおこなうことになりました。滅多にあることではないですが、こんなこともあるんだなと驚いた経験です。
著者/ sugar111 佐藤 幸代
作画/マメ美
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