2022年5月生まれの男の子の名前ランキングは、同率1位の名前が4つ!
1位 伊織(主なよみ:いおり)
2022年5月生まれの男の子でもっとも多かった名前は、23人に名づけられた「伊織(いおり)」でした! 月間ランキングでは今年に入ってTOP10入りが増え、3月36位、4月15位と順位を上げ、5月ついに初の首位となりました。
2021年の名前ランキングでは13位、2020年は18位に入っており、年々人気が高まっています。さらに2021年女の子の名前ランキングでは163位に入っており、今注目のジェンダーレスネームと言えます。
「伊」は元々神様を呼び寄せる聖職者を表す漢字であることから、名前に使うと知的で賢い印象に。そこに、細やかな模様が織り込まれた柔らかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。
1位 蒼(主なよみ:あおい、あお、そう)
同率で1位に輝いたのが、「蒼(あおい、あお、そう)」。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は2位と、近年特に人気の高い名前です。
「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。5月の新緑の時期にぴったりの漢字です。「蒼」は2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。
1位 碧(主なよみ:あおい、あお、りく)
こちらも同率で1位となった「碧(あおい、あお、りく)」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年は19位と、大幅にランクアップした近年人気の名前です。
「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて用いるパパ・ママが多いようです。こちらも5月の爽やかな雰囲気にぴったりの漢字です。
1位 悠真(主なよみ:ゆうま、はるま、ゆうしん)
こちらも2022年5月に23人に名づけられ、同率1位となった「悠真(ゆうま、はるま、ゆうしん)」。2021年の名前ランキングでは9位、2020年では7位と、毎年安定した人気を誇る名前です。
遥か遠い様子、のんびりしている様子を表す「悠」に、嘘や欠け目のない「真」という漢字を組み合わせることで、スケールが大きく真っ直ぐと育つようなイメージに。おおらかさや伸びやかさを感じさせる名前です。
5位 陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)
2022年5月、22人に名づけられ、5位にランクインしたのは「陽翔(はると、ひなと、ひなた)」でした。2021年の名前ランキングでは2位、2020年では3位と、ここ数年大人気の名前です。
「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。「陽」は2021年漢字ランキング4位、「翔」は1位と、人気漢字を組み合わせた名前でもあります。
6位 結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)
6位にランクインしたのは、2022年5月に20人に名づけられた「結翔(ゆいと、ゆうと、けいと)」。2021年の名前ランキングでは10位、2020年では13位と、近年安定した人気のある名前のひとつです。
結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2021年漢字ランキングで男の子21位、女の子2位と、男女問わず人気の漢字です。
6位 蒼空(主なよみ:そら、あおい、そうすけ)
同率で6位にランクインしたのは「蒼空(そら、あおい、そうすけ)」。2021年の名前ランキングで18位ですが、2020年は41位。現在人気が高まっている、注目の名前です。
青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」に「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前に。「そら」「あおい」「そうすけ」と様々なよみがあり、それぞれ印象が異なるのもユニークですね。
6位 陽太(主なよみ:ひなた、ようた、はるた)
こちらも同率で6位にランクインした、「陽太(ひなた、ようた、はるた)」。2021年の名前ランキングで23位、2020年は15位 に入っています。
あたたかく明るい印象の「陽」という漢字に「太」を組み合わせることで、どっしりと安定感のあるイメージに。「太陽」を連想させ、「明るく心あたたかい人に育つように」といった願いが感じられます。
6位 蓮(主なよみ:れん、れお、りん)
「蓮(れん、れお、りん)」が同率で6位にランクイン。「蓮(れん、れお、りん)」は、2021年・2020年ともに名前ランキングで1位となっている、現在大人気のトレンドネームです。
「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。
10位 律(主なよみ:りつ、おと)
2022年5月に19人の男の子に名づけられ、10位に入った「律(りつ、おと)」。2021年名前ランキングでは16位、2020年では9位にランクインしており、2021年漢字ランキングでも34位に入っています。
「律」は、おきてや定め、物事の法則を表すほか、音の高さやその規定を表します。そのため知的な印象でありながら、どこか芸術的な雰囲気も感じさせます。「りつ」という響きも新鮮で、アーティスティックな印象を与える名前です。
2022年5月につけられた男の子の名前はジェンダーレスネームが1位となり、「蒼」や「碧」といった5月の爽やかな自然や気候を連想させる漢字も多く使われていました。漢字一文字の名前も、近年のトレンドとして継続しているようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)
調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)