また、本を出版する縁もありました。そこでせせらぎさんはあることを考えました……。
今までは他人を信じていなかった
そんな矢先に2冊目を出版!
1冊目はまーくんのことだったので、2冊目は、1人で発達障害児を育てることについてをまとめました。
やりたいことをやって生きていくことにしたせせらぎさん。
出版は2冊目に突入しました。1冊目では書かなかった子供たちとの関わり、日常、せせらぎさんの想いがつまった1冊でした。
せせらぎさんは、意思を持つことで世界が回りだすことを実感しました。旦那さんのまーくんが亡くなって、幸せになることを決めてからやってきたことが、すべて今につながっているのです。
生前、まーくんは、何のしがらみもなければ
「絵を描いて生きていきたい」
と言っていました。
まさか自分がそう生きることになるとは……。
せせらぎさんは運命を感じずにはいられませんでした。
温かく、受け止めてくれる素敵な人たちのおかげで、せせらぎさんは自分を思い切り全開にできたと言います。そして、人の愛と温かさに助けられたから今度は、自分が誰かを温めて恩返しをしたいと考えています―。
◇ ◇ ◇
当然のようにあるはずだった日常を失った苦しみの中、せせらぎさんは道しるべを探したけれどどこにも見つからなかったそうです。しかし、似た境遇の人の声、共感、励ましなどが届くようになって助けられたと言います。だから今度は誰かを助けたいと思っているのですね。お互いに助け合う社会になったら、とっても素敵ですよね。
せせらぎさんの最新投稿は、Instagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。