物語の主人公である「柊レディースクリニック」の医師・柊 二三香(ふみか)が、クリニックに訪れる患者たちの心と体の診察をおこなうマンガ『15センチの関係~SEXから病まで』(監修/ひなた女性クリニック 院長 谷口久枝)をご紹介します。
「避妊に失敗したかもしれない!」。ある日、二三香のもとに慌てた様子の女性がやってきました。二三香が状況を聞くと……。
コンドームが破けて避妊に失敗してしまったという女性に、二三香が処方したのは緊急避妊薬(アフターピル)でした。女性のように避妊に失敗してしまった、また避妊をしなかった際、性行為後72時間以内に服用することで、望まない妊娠を防ぐものです。
避妊確率は100%ではなく、人によっては副作用で気持ち悪くなることも。女性の体の負担も大きいものなので、妊娠を望んでいない場合は、普段からパートナーと避妊についてしっかり認識を擦り合わせて「もしも」のことがないようにすることが大事です。
二三香も提案しているように、女性の場合は普段から低用量ピルを服用することも、避妊の1つの手段。しかし、作中の男性のように「ピルを飲む=避妊をしなくてよい」と思われてしまう場合も少なくないのが現実なんです。ピルを飲むことで高い確率で避妊ができますが、性感染症を防ぐことはできません。避妊についてはもちろん、ピルの正しい理解も広まるといいなと思っています。
記事監修/助産師REIKO
『15センチの関係~SEXから病まで』は、各電子書籍配信サイトにて配信中!
生理や性教育の話題が出るたびにツイートしているこちら
— ふくだもとこ@オフィシャル (@motoofficial) March 6, 2021
「15センチの関係〜SEXから病まで」不妊・生理痛・更年期・性感染症…自分(女)の身体とコミュニケーションの大事な話
無料で読めるところをいくつかツリーに書きました pic.twitter.com/87j5LZRETM
©福田素子/forcs
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