こんにちは、日本コミュニケーション育児協会の珠里です。「1人でも大変なのに、2人目が生まれたら……って不安なんです」と、2人目の育児に不安を抱えているママが少なくないようです。今回はそんなママたちへのメッセージをお届けいたしますね。
不安は愛情があってこそ
ママたちの不安は、「さらにイライラしてしまいそう」「感情が抑えられなくなりそう」「向き合う時間が少なくなりそう」などなど。そんなことを耳にすると「みんな、お子さんと向き合い、がんばっているんだな~」と愛おしくなります。
これってママたちがお子さんを大切に想い、愛しているからこそ生まれてくるものだと思うからです。
いいお母さんになんてならなくていいんです!
「いいお母さんにならなきゃ!」と、がんばりすぎていませんか?うまくいかなくて、落ち込んでいませんか?ママの「いいお母さん」って、あくまでも「ご自身の理想のお母さん」なんです。
ちょっとくらいイライラしたって、感情が溢れ出してしまったって、忙しくたって、子どもは向き合い、がんばってくれている目の前のママのことが大好きなんです。声を大にして言いますね。「いいお母さんになんてならなくていいんです!子どもはそのままのママのことが大好きなんです!!」
子育てに余裕が持てないからこそきょうだい同盟
子どもが増えるとイライラ、プンプン、ガミガミも増えるのではないかと不安になってしまうお気持ちは私もよくわかります。
ですが、それを1人のお子さんに集中させてしまうのではなく、そのイライラ、プンプン、ガミガミを分かち合う仲間(きょうだい)を迎え入れる、と考えるのはいかがでしょうか?ママのイライラ、プンプン、ガミガミ対策のためのきょうだい同盟の設立です。
2人いるから気がつけることも!
2人目が生まれてきてくれるからこそ、きっと今まで気づかなかったことにたくさん気がつくことができますよ。たとえば、上の子のやさしさや頼もしさや成長。そして、ちょっとくらいの手抜きはよしとする余裕。この余裕が育児の楽しさなど、いろいろな気づきを与えてくれますよ。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。