初参加は家族旅行への招待
初めての義実家親族イベントに参加したのは結婚前でした。当時ただの彼女でしかなかった私ですが、彼の婚約者という扱いで招待されました。親族一同の前で彼に「彼女です」と紹介され、小っ恥ずかしい気持ちになったのを今でも覚えています。
そして、彼いわく「この旅行は毎年あって、あとはクリスマス会や初詣のときにも親族みんなで集まる」とのこと。親族で集まる機会が少なかった私にとっては少し慣れないことなので正直頻度には驚きました。
ですが、彼の親族みんな温かく迎え入れてくれ、賑やかで楽しいなとも感じました。そして結婚したらこんな風に家族同士の付き合いがあると覚悟することもできました。
結婚後、LINEの家族グループに招待される
その後、彼との結婚が本格的に決まってからは「家族なんだから入ってね」と義母に言われ7世帯総勢24名のグループLINEに招待されました。「××が修学旅行に行ってきました」「□□の誕生日です」「△△夫妻の結婚記念日です」と親族のイベントが逐一報告されるグループLINE。
私は、おめでとうの言葉などは個人LINEですればいいし、甥や姪の学校イベント、結婚記念日報告はリアクションに困るなと少し面倒に感じていました。しかし、発信者は決まって義母か義姉のため必ず毎回コメント。
あまりの頻度に困って夫に相談したところ「いちいちリアクションしなくていい」とのこと。なので、少しの罪悪感はありますが、よほどのイベント報告ではない限り既読スルーするようになりました。
お祝い金は定額制
このように繋がりの深い親族なのですが、ひとつ驚いたことがあります。それは、お金がらみなのですが、お祝い金の額が決められていることと、親族旅行やイベントごとのために親族合同で毎月一定額の積立をおこなっていることです。
私の親族は、お金の事を親族にあけすけにする習慣はありません。しかし、夫の親族は大阪の人でなおかつ商売人。お金のことはきっちりしていて抜かりなしなのです。
お祝い金の定額制度は理解できましたが、積み立ては何に使うのか、イベントごとにここで準備していたお金ではダメなのかといろいろ不思議でしかありませんでした。しかし、いくらやさしい表裏のない親族であっても、みんな夫の親族ですから疑問に思っていても聞きづらく、異議を唱えるのは以ての外です。
また、積み立てをしていたら、親族ぐるみでの深い交流は今後も続き、この親族間の強い結びつきに疲れてたとしても、距離を置くことはできないんだな……とも感じました。
積立金制度やお祝い金定額制のある親族で、私からしてみれば少し驚きでした。ですが、お祝い金定額制は、渡すお金ももらうお金も親族で統一してあることから平等で、問題の火種になる心配がありません。
また、積立金制度も、毎年の旅費を心配する必要がなくなるので、お金の管理でいうとどちらも理にかなった制度だなと感じています。面倒に感じることもありますが、安心感はあるので、悪くないなと思えるようになりました。
著者/まさの
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