体型を気にしていた私
私は高校時代が最も太っていた時期で、ピーク時には現在よりも10kg近く太っていました。家族が皆やせ型だったこともあり、からかわれることも多かった私は、夏休みの期間を使いダイエットをおこなうことを決意しました。
しかし、私は運動が苦手かつ大嫌いだったため、食事制限だけでダイエットを完遂させようと思い、今思えば無謀なのですが、ごはんを1日2食抜くなどの断食ダイエットをおこないました。
1カ月で−5kgのダイエットに成功
無謀とはいえ、摂取カロリーが大幅に減ったこともあり、私は1カ月で−5kgのダイエットに成功しました。しかし、その1カ月間で徐々に頭がぼーっとするようになったり、今までまったくなかった立ちくらみを感じたりなど、確実に体への影響が出始めていました。
また途中からは体重がほとんど減らなくなり、頑張っても減らないイライラと食べられないストレスも相まって、結局目標値に達する前にダイエットをあきらめました。そして、ダイエットをやめた瞬間からリバウンドによりどんどんと体重が増え、1カ月をかけて減らした体重が結局1週間で元の体重に戻ってしまいました。
翌月から数カ月生理が止まる
さらにダイエットを始めた次の月から数カ月の間、生理が完全に止まってしまいました。それまで私は毎月ほぼ規則正しく生理がきていたこともあり、生理が止まった月からかなり焦りを感じました。
結局、ダイエットをやめて3カ月で生理は戻ってきましたが、私はその間、母に相談すべきかどうか、ずっと悩み苦しみながら日々を過ごしていました。そして生理が止まったことで、どれだけ自分の体にダメージを与えていたかを思い知り、今後は二度と無謀なダイエットはしないと誓ったのでした。
体重に関しては、一度はリバウンドしたものの、大学生になるとなぜか何もせずとも自然と体重が減っていき、今の体重とほぼ変わらない程度に落ち着いていきました。そして「何もしなくても体重が落ちるなら私のあの1カ月は何だったのか、体にダメージを与えただけじゃないか」と余計後悔しました。今もダイエットしたいと感じることはありますが、体に影響がないよう、食事制限はあくまで補助として、運動を増やす方向で頑張っています。
著者/百田
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!