娘の失敗についイライラしてしまうことも
トイレトレーニングの真っ最中である娘。自分なりにトレーニングに励んでくれていますが、間に合わず、私は「トイレに行きたいとなぜ言わなかったの!」と叱ってしまうことも。
私自身、心と時間の余裕があれば穏便に対応できるのですが、そんなときばかりではなく、ついイライラしてしまい、穏やかに対処できないことも多いです。
ナプキンを見た娘は…
そんなとき娘と一緒にトイレに入ることがあり、私の生理用ナプキンを見て「これはママのおむつなの?」と聞いてきました。
私は「そのようなものだよ。ママは血が出るときがあるからね」と答えると、娘はなぜ血が出るのか?ということは気にせず、「ママもおむつをするときがある!」ということだけを理解したようでした。
経血が出たら報告が必要?
ある生理中、外出先で一緒にトイレの個室に入ったときのことです。これまで、一緒にトイレに入っても、娘が見ていない間にサッとナプキンを替えていたため、娘は経血を見たことがありませんでした。このとき、娘は初めてナプキンに経血がにじんでいる様子を見て……。
すると、「なんで報告しなかったの? なんで出る前に言わなかったの?」と、いつも私が娘に言っているような口ぶりで同じように言ってきたのです。
その言い方が私とそっくりでついつい大爆笑してしまった私。娘は自分のおむつと同様に、練習したらいつか生理用ナプキンも取れると思っているようで、「ママはまだ練習が足りない」と言われてしまいました。
娘が「生理用ナプキンはおむつ同様いつか取れるもの」と思っていることが微笑ましいのですが、同時に私は普段の娘への接し方を改めて考えさせられることに。
日々の忙しさで心に余裕がなくなり、トイレを失敗してしまう娘につい強く当たってしまいがちだった私。しかし、娘に言われて「なんで言わなかったの?」と問い詰めるような言葉を使うのはやめようと反省させられました。
また、成長のタイミングを見ながらおむつと生理用ナプキンの違いも教えられたらと思っています。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
作画/まっふ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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