ドキドキの初お泊まり
初めてのお泊まりに浮かれて新しく下着を購入するなど気合バッチリで、彼の家へ。ムダ毛チェックや荷物の確認は何回もしたはずなのに、生理用品を持っていくのをすっかり忘れていました。
そもそも普段から生理不順で2カ月以上こないこともザラだった私。前回の生理から1カ月ほど経っていたその日はまったく警戒していなかったのです。
さらに前兆すらないときが多く、今回もなかったので安心しきっていました。
布団に真っ赤な地図が
彼の家についてからは特に問題もなく、手料理を振る舞って一緒にお風呂に入ってイチャイチャしてとお泊まりデートを堪能した私たち。
あとは寝るだけ、というときにトイレで拭くと下着に少量の血が付いていたのです。生理がいつくるのか予想ができないことが悩みでしたが、まさかピンポイントで今くるなんて……!
しかし、「生理用品を買いに行きたい」とは恥ずかしくて言えず、いつも初日はナプキンが不要なくらい量が少ないので何とかなるかとそのまま寝てしまいました。それが失敗だったのです。
なんと朝起きたら布団が真っ赤! このときに限って量が多く、彼の家の布団に大きな赤い地図ができていました。
泣きながらお洗濯
慌てて彼を起こして謝罪したあと、泣きながら浴室で布団を洗いました。私のだけでなく彼のパジャマも血まみれだったので一緒に手洗いしながら、あのとき恥ずかしがらずに生理用品を買いにいけばよかったと後悔の嵐。
幸い翌日は休みだったので布団を洗う時間がありましたが、寝顔を眺めたり布団でイチャイチャまったり過ごそうなどいろいろ妄想を膨らませていただけにダメージが大きかったです。
もちろん着替えもないので前日のショーツをはいて即帰宅。彼は「大丈夫? 家まで送ろうか?」などやさしい言葉をかけてくれましたが、彼の車まで汚したくなかったので断ってひとりで帰ることに。
家に着いてからも「ちゃんと帰れて安心した。布団は気にしなくていいから!」と連絡がきて、思いやりある言葉に感動! でも楽しみにしていたお泊まりデートのはずが、彼にも心配をかけ散々な結果になってしまいました。
この経験から常に生理用品をポーチに入れるようになりました。特に泊まりのときは欠かさず準備しています!
それでも最低限しか用意していないので、万が一生理になったら恥ずかしがらずに生理用品を購入するように。ちょっと恥ずかしいくらいを我慢すれば、あんな大惨事にならずに済む!と思えば、大丈夫と思えます。
著者/緋乃 都
作画/モリナガアメ
監修/助産師REIKO
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