のんびりとした旅の始まり
普段の旅行では、現地での時間を長く確保するため、午前中に出発することが多い私。しかしその日は生理前で眠気がひどく、二度寝・三度寝を繰り返し、気付けば夕方でした。起きたくても起きられず、何度携帯のアラームを止めたかわかりません。
「こんな時間まで寝てしまった」という少しの後悔はありつつも、「たまにはこんな旅行もいいか」と清々しい気持ちで自宅を出発。電車に揺られ、目的地に向かいました。
いつもとは違うホテルステイ
目的地に到着したのは夜遅く。普段の旅行なら明るい時間に到着してたっぷり観光してからホテルで休むのですが、その日は、イベント会場近くのホテル近くで晩ごはんを食べるだけに。生理前で食欲が増していたのか、ボリューミーな餃子定食をペロッと完食。「まだ食べられそう」と若干の物足りなさを感じながら、ホテルにチェックインしました。
いつもの旅行ならホテルのお風呂で温まったあと、お風呂上がりのビールを楽しみ、その後ベッドで動画視聴というところ。しかしその日は、お風呂どころか歯磨きまでサボってベッドに直行し、動画を観ようとしましたが、すぐに眠気に負けてしまい……。
さらに、翌日起きたのは、予定より1〜2時間遅い時間。早寝遅起きで、いつもより長い時間、睡眠をとることができました。
よく食べてよく寝た、イベント当日
旅行2日目。この日はイベントに参加する日です。しかし、前日あんなに眠ったはずなのに、まだ眠かった私は、イベント30分前の一番わくわくするはずの時間帯に会場の椅子に座って寝てしまいました。
さらに、生理前だったためか、この日も食欲もアップ。普段はどちらかといえば少食で、3食食べれば十分で、旅行中は観光のために食事を抜くこともあります。しかしその日は、9時にハンバーガー、11時半にパスタとサラダを食べ、イベント後16時に餃子15個を10分で完食。さらに自宅に戻ったあとも、テイクアウトした餃子を食べました。
そうやってよく眠ってよく食べつつ、イベント自体は生理前ということを忘れるくらい、没頭して楽しみました。
生理前のひとり旅は、観光はほとんどせず、イベントをゆっくりと楽しみつつ、たくさん寝てたくさん食べるという、ある意味とても健康的なものになりました。「たまにはこんな旅もいいな」と感じ、これからは生理前だからといって、無理に旅行をずらす必要はないのかもしれないと思った体験でした。
著者/あめ
監修/助産師REIKO
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