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「あれだけ言ったのに~!」学校で思わず泣いてしまった娘。その理由は…

娘が小学6年生のときのこと。そろそろ初潮がきてもおかしくない年ごろになったので、娘に生理についての教育をおこないました。そのとき、いつ初潮がきてもいいように、娘に「生理用品は常に持っておいてね」と伝えました。それなのに……。

 

そろそろ初潮がきそうな娘に助言

これは、娘が小学6年生のときに起こった出来事です。

 

娘が小学6年生になり、「そろそろ初潮がきそうだな」と考えた私。娘に生理についての性教育をおこなった際に、「いつ初潮がきてもいいように、ポーチにサニタリーショーツとナプキンを詰めて、常にランドセルに入れておいてね」と伝えました。

 

しかし、娘は私の助言を聞きませんでした。はじめのころは私の言葉に従い、ランドセルに生理用品を準備していたらしいのですが、ずっと入れておくのが面倒になって、途中で生理用品を持ち歩くのをやめてしまったのです。

 

授業中に突然、生理がきてしまった!

そんなある日、娘に生理がきてしまいました! タイミング悪く、授業中だったそうです。

 

慌てた娘は、休み時間になった瞬間に保健室に駆け込み、先生に事情を説明してナプキンをもらったそう。幸いにも出血は少量だったため、トイレでスカートと下着を拭いて、もらったナプキンをつけて処置は完了。でも、初めてのことで不安になった娘は、思わず泣いてしまったと言っていました。

 

家に帰ってきた娘から一連の話を聞いて、「いつきても大丈夫なように下着とナプキンは入れておいてって、あれだけ言ったのに~」と言うと、娘は「だって、入れておいてもくる気がしないし、荷物になるし……。あと、ポーチをみんなに見られるのが嫌だったから」とのこと。

 

まさかこんなことになるとは……。私も娘も、お互い苦笑いした初潮騒動でした。

 

 

生理用品を持ち歩くことの大切さや、実際に生理がきてもパニックにならないための対処法などを、もっときちんと説明しておけばよかったです。娘の気持ちにも、もう少し寄り添うべきだったと感じています。

 

小6の娘の下には、5年生になったばかりの妹もいるので、今回の経験を活かして、下の子にも早い段階からきちんと生理の話をしておこうと思います。

 

監修/助産師REIKO
文/濱田ゆなさん

 

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