浮かれる私に彼からの衝撃の一言!
入籍日は日程だけ決めており、彼も仕事を休んでくれることは知っていましたが、当日の詳しいスケジュールについては彼と話していませんでした。
しかし、一生に一度しかない入籍日。入籍や手続きを終えた後は家でゆっくり過ごしても良いし、ホテルディナーなどちょっと豪華なご飯に行くのも良いなと私は浮かれていました。
しかし、入籍日も近づいたある日、彼から「入籍日の夜に友人とごはんを食べに行ってくる」と告げられたのです。
お祝いの日なのに私を1人にする夫ってアリ?
彼に話を聞いてみると、入籍日の夜に予定しているのは、仕事関係ではなく普段から頻繁に会っている人と2人での食事とのことで、彼の入籍を祝ってくれる予定だそうです。
仕事や滅多に会えない友人との予定ならまだしも、頻繁に会っている友人との食事をわざわざ入籍日当日に設定したこと、入籍のお祝いなのに妻をひとりにしようとする彼の行動は私には理解できませんでした。
入籍日は役所に行くだけの日?
入籍日は朝から晩まで2人きりで過ごすと思い込んでいた私。彼の計画にとてもショックを受け「どうしてわざわざ入籍日に、妻になる人を放っておいてごはんに行く必要があるの?」と詰め寄ってしまいました。
彼は「入籍は役所に行くだけだろ? 夜は暇だから友人とごはんに行っても良いだろう」と言い、意見が食い違い喧嘩になってしまいました。
私は、「一生に一度の入籍は2人で過ごしたい!」という気持ちを彼に訴え、何とか食事の予定をずらすことができないかと彼に訴えました。始めは「もう約束してしまったから……」と納得していない様子の彼でしたが、私が泣いてしまったことで考えを改め、「悪かった、友人との予定はまたにしてもらう」と言ってくれました。
そして、彼には友人との予定を延期してもらい、入籍当日は2人で過ごすことができました。
一生に一度の入籍日。私は当然、入籍日は1日2人で過ごすと考えていましたが、役所に行くだけで、夜は暇になると考えていた彼にとっても驚きました。この経験から私は、自分が考えていることは相手も当然考えていると思わず、何事も話しておくことが大切だと学びました。
著者/やん子
イラスト/おみき
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