物語の主人公である「柊レディースクリニック」の医師・柊 二三香(ふみか)が、クリニックに訪れる患者たちの心と体の診察をおこなうマンガ『15センチの関係~SEXから病まで』(監修/ひなた女性クリニック 院長 谷口久枝)をご紹介します。
二三香は出先で、調子の悪そうな女子高生に出会いました。思わず声をかけると「貧血で……」と語る女子高生。二三香がよくよく話を聞くと……?
母から「生理は我慢するもの」と教えられてきたと言う女子高生。母も娘のことを思っての言葉なのでしょうが、二三香はその母の考えには賛同できませんでした。「痛いのは当然ではないこと」「我慢しなくていいものだということ」……きっと、これまでクリニックに訪れた女性たちにも伝えたような言葉を女子高生にかけたのでしょう。女子高生は、「ラクになっていいと言われてホッとした」と、心のモヤが晴れたのか涙を流して……。
『15センチの関係』の連載は今回で終了です。周囲に話しにくい女性たちの性にまつわる悩み。読者の中には、共感できた方もいるのではないでしょうか。
物語を通して、二三香は「女性が笑顔で過ごせるようになることの大切さ」を教えてくれています。ひとりで抱え込まずパートナーと共有し合える関係こそ大事であること、何か不安なことがあれば早めに受診をすること。二三香も言っているように、自分の一番の味方は自分ということを忘れずにいたいですね。
たくさんの女性が自分らしく、笑顔で毎日を過ごせますように、と私たちも願っています!
記事監修/助産師REIKO
『15センチの関係~SEXから病まで』は、各電子書籍配信サイトにて配信中!
生理や性教育の話題が出るたびにツイートしているこちら
— ふくだもとこ@オフィシャル (@motoofficial) March 6, 2021
「15センチの関係〜SEXから病まで」不妊・生理痛・更年期・性感染症…自分(女)の身体とコミュニケーションの大事な話
無料で読めるところをいくつかツリーに書きました pic.twitter.com/87j5LZRETM
©福田素子/forcs
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