「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。
※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。
※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。
ここからが、第1話本編となります!
ある日、妊娠の可能性に気づいたペンコさん。妊娠検査薬を試してみました。
「妊娠検査薬の段階だからまだ決まったわけじゃない」「今後どうなるかわからない」と思ってはいましたが、それでもやっぱりうれしかったです。
前の病院では、モニターは診察と同時には自分で見られず、録画したものをあとで先生と見るスタイルだったので、診察を受けながら自分でも見られたのが印象的でした。
妊娠検査薬で陽性反応が出たので、産婦人科を受診することにしたペンコさん。しかし、コロナ禍でなかなか受診しづらい時期だったということもあり、確実に胎嚢(赤ちゃんを包んでいる袋)を確認できそうな妊娠週数まで、受診を控えることにしました。そして、迎えた診察の日。予想していた妊娠週数からすると確実に胎嚢を確認できると思っていたのですが……。第1子のときに経験した様子とは違い、モニターには何も映っていなかったのです。
一度妊娠・出産を経験していると、ある程度の知識があります。だからこそ「この週数なら赤ちゃんが見えるだろう」と思って受診したのに、胎嚢も見えなかったとなると、ペンコさんのショックはさぞかし大きかっただろうと思います。理由をいろいろと考えてしまいますし、不安も広がりますね。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。
監修/助産師REIKO
ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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