気が休まらない妊娠期間
第1子である息子を妊娠していたときは、買い物にも気軽に行くことができていました。しかし双子の妊娠時には、妊娠が判明したときから医師に「臨月までは安静に過ごすように」と言われていました。
そのころ息子は1歳になり歩き始めましたが、まだ追いつくことができるくらいの速さ。私は少し動いただけでおなかが張るので、隙があれば横になるように心掛けましたが、とにかく気が休まらない日々でした。
双子妊娠中期で一番大変だったこと
上の子のお世話をしながら安静に過ごすことも大変でしたが、私にとって双子妊娠中期で最も大変だったことは、食欲を抑えることです。
つわりがおさまると、食欲が少しずつ戻りました。つわりで体重が5kg減っていたのですが、妊娠20週には5kg増えて元の体重に戻っていました。何を食べてもおいしく感じ、さらに普段の食事に加え、息子の食べ残しやおやつの残りをつまんでいたせいだと思います。
健診では「体重が増加しすぎないように」と、医師から言われてしまいました。しかし、目の前に食べ物があると食べたくなり、食欲を抑えることが大変でした。
なんとか抑えることができた?
食事をどうしてもたくさん食べたいときは、野菜を中心にとるようにしました。幸いなことに、野菜が特においしく感じていたので苦ではなかったです。食事中は、よく噛むように意識し、息子の食事やおやつは食べ残しがあっても手をつけないように心掛けました。
最終的に予定の体重より1kgオーバーしましたが、なんとか抑えることができたと思います。妊娠中期は体重増加以外の問題点は特になく、おなかの赤ちゃんたちも均等に大きくなっていました。
私の通っていた産院では、双子妊婦の健診は2週間に1度行かなくてはなりませんでした。毎回、医師から「体重が増加しすぎないように」と注意されましたが、つわりを乗り越えたあとは、すべての食べ物をおいしく感じ、食欲を抑えることが大変でした。おなかを満たすために、特においしく感じた野菜を多く食べていましたが、普段不足しがちだった野菜をとれたことはよかったと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:北川さくら
3歳の男の子、2歳の双子の女の子を子育て中のママ。保育士資格、幼稚園教諭免許を保有。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。