家事を積極的にしてくれる夫 しかし…
夫は積極的に洗濯や洗い物などの家事をしてくれます。とってもありがたいのですが、こだわりの強い私は、夫の家事のやり方についモヤモヤしてしまうのです。
例えば、洗濯が終わった衣類のたたみ方。私はゴムでまとめずに靴下を重ねてたたんでいるのですが、夫はゴムの部分をくるっとまとめて保管してしまいます。夫のやり方では片方のはき口のゴムが緩んでしまいそうで私はこのやり方が気に入らないのです。
ほかにも、お皿の洗い方。私はお皿を洗ったら乱雑に積み重ね乾燥させるのですが、夫は一枚一枚のお皿をふきんで拭き上げ、すぐに食器棚に戻してしまいます。お皿をふきんで拭く方法では、どうしてもお皿に水分が残ってしまいカビが発生してしまうのでは?と心配になります。でも、それを言ってしまうと、せっかく家事をしてくれている夫のやる気をそぐような気がして言えませんでした。
言いたい!言えない!
夫の家事のやり方が気になる私。しかし、積極的に家事をやってくれている夫にやり方を変更してほしいと言うことができず、ただ「私が家事をやるから」とだけ伝えました。
しかし、夫は「いいよ、疲れているでしょ。一緒に家事をやろうよ」とひと言。本来であれば、とってもうれしい言葉なのですが、夫の家事のやり方が気になる私は複雑な心境でした。
夫の好意を素直に受け取れない自分の心の狭さに、自己嫌悪になりそうでした。
我慢できずついに口を出す!
どうしても夫の家事のやり方が気になってしまった私は、ついに夫に「家事をやってくれるのはうれしいのだけど、やり方を変えてほしい」と伝えました。
今まで気になっていた靴下の畳み方や、お皿を自然乾燥させてから食器棚に戻してほしいことなどを話すと、夫は嫌な顔ひとつせずに「今までごめんね。もっと早く言ってくれたらよかったのに」と言ってくれました。
「せっかく家事をしているのに、口を出さないで!」と夫に怒られるかとばかり思っていた私は、夫のやさしい言葉にびっくりしました。そして私も、もっと早く話せばよかったと後悔しました。
積極的に家事をしてくれる夫に対して私は、口を出してしまったら悪いと勝手に考え、1人でモヤモヤしてしまっていました。せっかく家事をしてくれていたのにモヤモヤしてしまうくらいなら、早く自分の気持ちを伝えて夫と話せばよかったです。今では夫は、家事を積極的に行いながら「この方法で合ってる?」と聞いてくれるようになりました。
著者/やん子
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