今まで以上に長女の味方をする
以前から長女第一を心がけていた私でした。しかし、長女から見たら、まだまだ弟たちばかりかわいがっているように見えていたのかもしれないと考えた私は、それまで以上に長女の味方をするように。
長女が弟たちを押しのけたときもまずは「お姉ちゃんが嫌だって、お姉ちゃんの邪魔しないよ」と弟たちに声かけをしたあとに、「お姉ちゃんもそんなに強く押さないであげて」と声かけをするようにしました。3人が一斉にぐずるときは、なるべく長女を先に慰めてあげるようにしました。
みんなで一緒に遊ぼう!
次に、弟たちの存在が長女にとって何かプラスになる方法はないかなと考えた私は、弟たちが一緒に楽しく遊べる相手となれるよう行動してみることに。具体的には、私が子どもたちと遊ぶときは長女だけではなく弟たちも遊びに加えるようにしました。
ごはんを食べたあとに「じゃあみんなで一緒に遊ぼうか!」と声をかけて、シーツの下に4人で隠れてかくれんぼをしたり、ベッドの上でジャンプをして遊んだり、カーテンを使って「いないいないばあっ!」をして遊ぶようにしました。ベッドはかなり大きくて高さは低いものですが、もちろん転落しないよう配慮したり見守ったりしていました。
長女に現れた変化
弟たちも長女と一緒に遊ぶのが楽しいようで、4人で遊ぶときはみんな笑顔で溢れています。みんなで遊ぶことを実践してからというもの、長女は弟たちと一緒に遊びたがるようになりました。
毎日4人で遊ぶ時間を作ったことで、少しずつ長女の弟たちに対する態度も変化し、ひどく押しのけたり、弟たちが近づいてくることを嫌がったりすることもなくなりました。何よりも、弟たちにお菓子を分けてあげるなど、長女が弟たちのお世話をしてくれるようになったのです。
現在弟たちは1歳1カ月になり、自分で歩いてカーテンの陰に隠れ、自分たちだけで遊ぶようになりました。その姿を見た長女も弟たちの遊びに加わり、3人で遊んで笑い合っている姿も見られるように。遊ぶのも一緒に、お菓子を食べるのも一緒に、そうすることで少しずつ「お姉ちゃん」という感覚が長女に芽生えてきたように感じます。
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著者:山口まなみ
3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。