子どもの足って本当にびっくりするほどすぐに大きくなります。え?先月新しい靴を買ったばかりなのに、もうサイズ変更!?なんてことも。それゆえに、安く購入できるとなれば、次の季節の靴についつい手を出したくなりますよね。
けれどこれが、とっても危険!「次の季節の靴」はもしかしたら、その季節になったときにはもう履けないかもしれません。
冬のためのブーツを春に買ったところ……
今年の5月、娘とハワイへ行きました。ハワイのアウトレットに、UGGのアウトレットがあるのですが、子ども用のかわいいブーツが約半額!すぐに大きくなってしまう子どもの足に、UGGのブーツを定価で買う勇気は私にはありません。
しかし、旅行中という、ちょっと気が大きくなっていることも手伝って、娘にブーツを購入!ハワイに行った時点での娘の靴のサイズは16cm。ブーツを履くまでには約5カ月あります。1cm大きいサイズを買っておけば大丈夫だろう、と思っていました。
あれ?夏にすでに17cm?
8月。友人の子どもと遊ぶことに。友人の子どもが履いていた草履。これを娘がえらく気に入り、ちょっと履かせてもらうことになりました。友人の子どもの足は17cm。そのとき、まだ娘は16.5cmの靴を履いたので、ちょっと大きめかしらね、なんて思いながら履かせてみるとピッタリ!
最近、娘が靴を履きたがらなかったのは、ちょっときつかったからなのか……。私の予想より足が大きくなるスピードが速かったのです。
季節がずれてしまうことも!
夏に17cmならば、冬に17cmのブーツを履くのは今の娘の成長を考えると絶望的……。今思えば、18cmのブーツを買っておけば安心だったのですが、あくまでもそれは結果論。娘の足がそれほど大きくならなければ、今年の冬に18cmのブーツは大きすぎることになります。
そうなると18cmのブーツを履けるころは、来年の春なんてことになっていたかもしれません。春にモコモコのブーツを履かせるわけにはいかないので、そうなっても結局は履けないことになります。季節性のある靴の先買いは難しいのです。
娘が生まれたとき、出産祝いに外履き用の靴やレインブーツをいただきました。結構、大きめをいただいたのですが、それでも娘の足が大きくなりすぎて、歩くころには残念ながらその靴のどれも履くことはできませんでした。靴はプレゼントをするのも要注意ですね。(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)