親子で夏の日のお散歩
息子が生後8カ月のころ、季節は夏真っ盛り。日中はとにかく暑く熱中症が心配だったので、息子を連れてお散歩に行くのは大抵夕方ごろにしていました。ある日いつものように、息子をベビーカーに乗せたあと、赤ちゃん用の蚊除けスプレーを手足に塗り、近所を散歩することに。
息子はセミの抜け殻や、変わった植物を見ては笑うなど、とても楽しそうにしていました。そして帰宅後、夕ごはんの前に入浴し、あっという間に寝る時間になり就寝したのですが……。
息子の顔が腫れている!?
次の日の朝、息子の顔を見てビックリ! 息子の右の目尻からこめかみにかけて、赤くぷっくりと腫れていたのです。しかし息子は特に体調も悪くなさそうだったので、どうして?と心配になった私は、次第に「そういえば昨日のお散歩のとき、蚊除けスプレーを手足には塗ったけれど、顔には塗らなかったから、もしかしたら蚊に刺されたのではないか?」と推測。
案の定息子は腫れた箇所が痒いのか引っかいていました。私は虫刺されの外用薬を探しましたが、家にはスースーするタイプの塗り薬しかなかったため、結局保冷剤で腫れを冷やすことしかできませんでした。
全然治まらない腫れが心配…
次の日になっても腫れが引かず、息子は腫れが痒いのか何だか不機嫌だったので、心配になった私はかかりつけの皮膚科で診てもらうことに。診察の結果、やはり蚊に刺されたのでしょうと診断され、顔用の外用薬を処方してもらい、帰宅後から規定の回数を塗りました。しかし、次の日も腫れはなかなか引かず……。
どうやら息子は寝ている間に引っかいてしまっていたようで、夜間も保冷剤で冷やそうと頑張りました。しかし、夜泣きも重なってかとにかく嫌がり、結局腫れが引いたのは1週間以上経ってからでした。
私は蚊に刺されても2〜3日で傷も気にならなくなりますが、息子のこめかみ付近には、あのとき蚊に刺されてかきむしった痕が残ってしまいました。息子が5歳になった今でも、蚊に刺されると腫れが長引いて痕が残りやすいので、外出時は必ず顔にも蚊除けを塗るよう心がけています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
著者:小野 美穂
5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。