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「毛嫌いしてたけど…」ゲームやマンガは、なるべく子どもから遠ざけたかった私。考え方が変わったワケ

私は小学生と幼稚園児の母です。年の差姉弟、かつワンオペ育児のため、スマホやタブレットなど電子機器との付き合い方は悩みの種です。ゲームやマンガのアプリは、いったん始めるとやめられないイメージがあるので、子どもたちから遠ざけたかったのですが……。今ではママ友に教えてもらった無料のゲームアプリが、親子のコミュニケーションに一役買っていて、マンガは私の気分転換になっています。そんなわが家の電子機器との付き合い方をお伝えします。

電子機器は使わせたくない!けれど…

現在わが家には、私のスマホと家族で使えるタブレット、私が前に使っていたスマホ(simなし)の計3台の電子機器があります。基本的には、子どもたちは私の許可がなければどれにも触ってはいけないルール。また、使うときもあらかじめ約束した時間内で、私の目の届く範囲で使わせているのですが、特に未就学児の息子には「まだできるだけ使わせたくない……」というのが本音です。

 

それらが悪いと思っているわけではないですが、今はデジタルなことよりもできるだけリアルな体験をたくさんしてほしいと思っているからです。しかし、小学生の娘は学校で配られたタブレットを使って日常的に勉強をしているし、必要があれば動画も見ます。息子が自分もタブレットを使いたい!となるのは、仕方ないことだとも思っています。

 

ママ友に教えてもらったゲームアプリ

先日、息子のお友だちとそのお母さんが、スマホの画面を覗きながら楽しそうにしているところを見かけました。何をしているのか聞いたところ、「無料のゲームアプリで猫を飼っている」と言うのです。しかも、子どもがぐずったときの気分転換にちょうどいいとのことなので、気になった私はダウンロードしてみました。

 

すると、ゲームのルールは簡単でシンプル。難しい操作もないし、ひと通り遊ぶ所要時間もあまりかかりません。「猫ちゃん来てるかな?」と、親子で会話しながらアプリを立ち上げて画面を覗くのが、いつしか私の楽しみになっています。

 

 

マンガも使い方次第でいい気分転換に

一方、マンガは子どもたちのためというよりは、自分のために時々マンガアプリを利用して読んでいます。課金しなくても読める作品がたくさんあり、隙間時間だけで読み切ってしまえるような短いお話もあります。

 

育児中、イラッとしたときに読んで、主人公になりきり、気分転換をするのに役立っているのです。「課金はしない!」「子どもたちが起きている時間はできるだけ見ない!」というマイルールのもと、こちらも私の密かな楽しみになりました。

 

 

ゲームでもマンガでも、使い方次第では大いに役立ち、暮らしを豊かにしてくれるということを実感しています。なんでもイメージだけで毛嫌いせず、試してみる価値はあるなと思いました。また、子どもたちがデジタル機器を使う際は、使い方や接続先をある程度制限するなど、親がしっかり管理して、安全に楽しく使えるようにしてあげれば良いと私は思います。

 

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著者:坂井香子

おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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