筆者は初めて離乳食を作ったときに「おかゆを作るには時間がかかる」と実感しました。お鍋で作る場合、ガス台がひとつ塞がってしまうことは夕飯作りにも影響します。何と言っても吹きこぼれが心配で、火の側から離れることができませんでした。
そこで、私が離乳食作りの時短のために使っていた道具や離乳食の保存方法をご紹介します。
圧力鍋とハンドミキサーで時短!
おかゆをお鍋で炊いてから、すりこぎ棒を使ってすりつぶす作業は、私にとって容易ではありませんでした。 私は、大人用に炊いたごはんを圧力鍋を使ってやわらかくし、さらにハンドミキサーを使ってつぶしがゆを作っていました。
そのほか、野菜をペースト状にするときにも同じ手順で仕上げました。圧力鍋とハンドミキサーがあるだけで、離乳食作りがグッと楽になりますよ。
わが家では煮汁は捨てずに活用!
離乳食に野菜を使う際に、お鍋で煮ると煮汁が残りますよね。レパートリーを増やすために、この煮汁はおおいに活用できます。
そのまま使えばスープにもなり、おかゆに混ぜるとリゾットにもなります。スープを別で作るよりも時短になり、野菜のうまみもぎゅっと詰まっていますよ。野菜と煮汁を別にして、保存しておくことがポイントです。
外出時にも活用できる「小型マッシャー」
小型のマッシャーは、お出かけの際にも持ち歩くことができます。マッシュして、そのままスプーンで食べさせることができるので、わが家では主にバナナやイチゴ、リンゴなどのフルーツをあげるときに使用していました。
ワンタッチでマッシュできるので、洗い物も少なくて済みますよ。うどんなどもマッシュできるので、外食時にも活用してくれました。
離乳食を冷凍保存するも、ストックが切れたときは正直「面倒だな」と思うことも。しかし、自分なりに時短方法を見つけてからはだいぶ楽になりました。圧力鍋やハンドミキサーは幅広い料理に使えるので、離乳食にかける時間を少なくしたいと思う方にはぜひおすすめしたいです。 (TEXT:小室 忍)