近藤さんは「鈴木さんっているでしょ? あの人ヤバイよ! 友だち多いマウント、めっちゃとってくんの!」「それにあいつ、子どものこと、虐待してるよ」とまくし立て、どこからが本当で、どこからがウソなのか、わからなくなってしまう田中さん。さらに、田中さんが言うには、近藤さんはそもそも始めから様子がおかしかったらしく……。
近藤さんから田中さんに届いたメールには…
「えっ……何これ……」
「盗撮じゃん」
近藤さんは、幼稚園の参観に来ていた保護者を勝手に撮影した写真と、容姿に関する悪口を田中さんに送りつけてきたそう。
田中さんは、もっと警戒しておくべきだったと話します。
そして、「鈴木さん教えてください。あの人本当にいじめられているんですか!?」と聞かれ、鈴木さんは答えようとしたのですが……。
「ってか、あの人の服も相当ダサイですよねっ!」
「メールもおかしいし、人としてヤバイでしょ」
「鈴木さんもそう思いますよね!?」
まさかの、悪口に同調を求められる流れになってしまいます。
「私はいじめてません」
鈴木さんは、その話には乗らずに、その場を去ります。
その後、鈴木さんがいじめの主犯格だとうわさされることもありましたが、その悪口の輪の中に入らない選択をしたいと、気にしないように過ごします。
なぜなら、陰口はその人の信頼を落としていくものだと思うから。
そして程なくして、近藤さんは、幼稚園ママの中からも孤立していったのです。
うわさや悪口ばかりのママ友関係は、心も体も疲れますよね。もし、皆さんが同じような状況になったら、どうしますか?