ワンオペ海外はハードルが高すぎる
結婚式の招待を受けたとき、息子はまだ授乳中。さらに育児用ミルクは一切飲まない母乳一筋の子でした。ひとりで結婚式と海外旅行を満喫したいのが私の本音ですが、現実はそうもいきません。私は息子と一緒にオーストラリアに行くことを決意!
しかし、私ひとりで息子を連れて海外へ行くことは考えられません。ただでさえ落ち着きのない1歳児と一緒に行動することは大変です。それに加えて慣れない英語を使いながら、ワンオペ海外旅行をするということはあまりにも無謀に思えました。
帯同するのは夫か実母か…最も信頼できるのは?
私は夫と実母に今回の件を相談。両者ともに海外への同行を引き受けてくれる返事をしてくれました。夫か実母か……私は最も息子のために行動をしてくれる夫と渡航することに決めました。
実母のほうが夫より育児経験もあり、その面では頼りになったと思います。しかし実母にとって息子は孫。私はどこか息子を任せることに引け目を感じてしまっていました。その点でいうと夫は私と対等な親の立場なので、要求もしっかり伝えることができます。また海外旅行という点でも頼りになるのは実母より、圧倒的に夫でした。
あえて卒乳させずに挑んだ長距離移動
一番の難関は飛行機での長距離移動。成田空港からメルボルンまで約10時間かかります。夜間の時間帯であり、機内にはベビーベッドも設置してありましたが、息子がおとなしく寝てくれるとは思えませんでした。息子は1歳3カ月、対策として私はあえて卒乳させない選択をしました。
これが吉と出て、息子は授乳さえしておけばお利口に機内で過ごしてくれてひと安心。その後、息子はオーストラリアに到着してからも大きくぐずることはなく、結婚式も家族3人で出席することができました。
時折、夫には息子を連れ出してもらい、心から親友の結婚式を楽しむことができました。空いた時間には観光もでき、家族との思い出作りにもなりうれしかったです。また、レンタカーの手配や運転も夫が引き受けてくれ、とても頼りになりました。不安もありましたが、めったにない海外旅行を家族で楽しむことができてよかったです。
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監修/助産師 REIKO
著者:都 うめこ
4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。