やってきた末っ子のイヤイヤ期
わが家の子どもたちは上の子2人が高校生で、末っ子の次男が3歳と年が離れています。そのため次男の遊び相手は、歳が近く仲良しの次女です。上の子2人は下の子たちのお世話をよくしてくれますが、それぞれに忙しく、次男はいつも次女と一緒です。
そんな次男もイヤイヤ期に入ると、「お風呂に入るよ!」と声をかけても「イヤ!」、「お片付けしてね」と言っても「イヤ!」、何か声をかけると「イヤ!」が返ってきます。朝、保育園に行く用意をしているときや、急いでいるときにこれが始まると大変。私もイライラしてしまいます。
上の子たちは?
イヤイヤが始まると、ときには朝から大泣きして夫から「うるさい!」と怒られ、またもや大泣き。泣き止ませようと家族みんなで声をかけるもののイヤイヤ。しばらく大変です。声のかけ方次第だとはわかっていて、いろいろ試してみますがやっぱり大変。
そんなとき、ふと「上の子たちは?」と観察することに。すると、「○○してー」と声をかけると、とりあえず「えー!」という上の子たち。言えばしぶしぶでも動いてくれますが、次男はそうはいかず、なんと言えばいいか考えてみました。
次男を誘導するポイントを発見!
次女も上の子たちの口ぐせややることをマネすることがあるので、次男もきっとそうだと思い、まずは次女に動いてもらうことに。片付けも「次女ちゃんはお片付けじょうずだなあ。次男くんもできるかな?」「次女ちゃんお風呂入るって!」と次女に声をかけ動いてもらって、次男を誘導することにしました。
すると次男は「自分も!」と動いてくれたのです。早くお片付けしてほしいときには、私が運動会の音楽を歌うと2人で競争して片付けてくれます。次男をうまく誘導するには、次女がポイントでした。
まだまだイヤイヤ期の次男ですが、次女とワンセットで動いてもらうことでスムーズに声をかけることができるようになりました。次女を褒めることもでき、やってくれたことに「ありがとう!」と言うとうれしそうです。まねをすることを、いい方向でやってくれるように誘導することが大事だと実感しています。
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著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。