家にいるのはもったいないくらいの晴天。寒暖差の激しい秋ですが、過ごしやすい日があると思わず外へ遊びに行きたくなりませんか?
私は湧き水が出ることで有名な地元の公園へ出かけました。今回は、公園遊びをすることで子どもに与える影響をお伝えします。
気候のいい日はお弁当を持って公園へ
ふだん食べているものでも外で食べると、いつもよりおいしいと感じますよね。苦手な食べ物も外だと食べられることも。これはなぜなのかご存じですか?
あるテレビ番組で知ったのですが、きれいな景色などを見て心地よいと感じると、おいしいと感じるときに出る「ベータ波」が増加するそうです。ふだんよりベータ波が多く出るのでおいしさが増すんだとか。よって、食が細い子が食べるようになったり、苦手な食べ物の克服にもなるんです。
体づくりだけでない!精神面のメリットも
ストレスというと大人が抱えるイメージを持ちますが、最近では幼児のストレスも増えているといわれています。外で遊びたいのに遊ばせてもらえない、一日中家にいるなど原因はさまざまだそうです。
公園遊びはストレスの発散にもなります。室内で過ごすことが多くなった現代。親が外で遊ぶ機会を与えなければ、感じることのできない世界があると思います。公園遊びは精神面でのメリットもあることを感じています。
コミュニケーション力が育つ場にも
公園へ行くと幅広い世代の子どもたちが遊んでいますよね。いろいろな人と接しながら遊ぶことで、ルールを学ぶいい機会にもなります。遊具の順番やおもちゃを取り合って喧嘩をすることもありますが、これも学びのひとつですよね。
心が痛んだり、失敗をしたりすることで、心が成長していくのは大人だけではなく子どもも同じ。人とのコミュニケーション力が育つのも公園遊びの魅力だと思います。
とくに気候のいい季節には公園遊びなどの外遊びをたくさん体験させてあげたいですね。私が行った公園ではカモや鯉のエサやり体験もできました。さまざまな楽しみ方ができる公園遊びに子どもたちの目は輝いていました。(TEXT:田中由惟)