【前回のあらすじ】生理痛を改善するため、婦人科を受診し、超低用量ピルを服用することになったぴおっぷさん。ピルを飲み始めてから数カ月が経つと次第にピルの効果が現れ、生理痛は以前よりもかなりマシになりました。ところが、休薬期間(出血がある期間)を経てピルの服用を再開しても、一向に出血が止まりません。不安になったぴおっぷさんは、婦人科で相談。すると、医師に「出血を止めるため、他の種類のピルを処方しますね」と提案され……。
2種類のピルを処方され…
※現在のピル=超低用量ピル。ピルの中では最もエストロゲン(卵胞ホルモン:子宮内膜を厚くする働きをもつ)の含有量が少なく、子宮内膜を薄く保つ作用がある。そのため、薄くなった子宮内膜がはがれやすく、不正出血が出やすい。
※2番目のピル=中用量ピル。超低用量ピル・低用量ピルと比べて、エストロゲンの含有量が多いため、短期間で子宮内膜を厚くさせ、体を黄体期(生理前の状態)にさせる効力が期待できる。そのため、生理をリセットする能力にすぐれている。
※3番目のピル=低用量ピル。超低用量ピルよりエストロゲンが多く含まれており、超低用量ピルよりも子宮内膜を厚くさせる効果が期待でき、不正出血が起こりにくい。
1カ月以上続く不正出血を止めるため、2種類のピルを服用することになっぴおっぷさん。まずは中用量ピルで生理を起こして生理周期をリセットし、生理がきたら低用量ピルを飲むことになりました。
中用量ピルの効果で不正出血は無事に止まり、ホッとしたぴおっぷさん。しかし、中用量ピルを飲み終えるとすぐに生理がきて、またもや出血に悩まされることになったのでした。
ちなみに、このとき、ぴおっぷさんは「こういうピルのトラブルってよくあることなのかな? 他の人も私みたいにピルの種類を変えたりするのかな?」と、疑問に思ったそうです。ピルユーザーの方の体験談を聞いてみたいですね。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ぴおっぷさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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