兄の婚約者でもある小学校の同級生を前に、つらい記憶がみるみるよみがえってきて……。
つらい記憶がよみがえってきた祭……
婚約者のゆかりさんに当時傷つけられていたことを伝え、「ずっと大嫌いだった」と打ち明ける祭さん。絶対に兄とは結婚はさせないと、決意します。
皆さんは、思い出すと動悸がするほどつらい経験はありますか? 何かのきっかけで蓋をしてきた記憶が蘇ったとき、どんなふうに対応しますか?
「兄の連れてきた婚約者は」第3話。主人公・祭(まつり)の兄は、やさしくてかっこよくて昔からモテるタイプ。そんな兄が連れてきた婚約者は、なんと小学校の同級生でした。彼女に傷つけられていた記憶が蘇り、兄と結婚させないと決意しますが……。