ワンオペ育児で疲れていた日々
第1子となる息子が1歳を過ぎたころ、私は息子の夜泣きによる睡眠不足や、ワンオペ育児でのストレスからか、体調を崩しがちになっていました。
息子のことはかわいいと思っているのに、24時間ずっと息子と一緒にいることが苦痛に思ってしまう自分がいて、こんなんじゃ母親としてダメだと自分を責めることも……。
どうにか短時間でも息子を預けて、自分ひとりの時間を作りたい。そう思い、ネットでいろいろと探していました。
一時預かりへの不安…
すると、家の近くの保育園で一時預かりをおこなっているらしく、さっそく説明を受けに行くことに。そこで保育士さんから預かり保育の詳しい説明があり、息子についていくつか聞かれ、当時息子は人見知りがひどかったので、泣いてしまうかもしれませんと伝えました。
すると「最初はみんなそうですよ、任せてください!」と笑顔で言ってくださり、私は少し安心しました。しかし預かり保育の当日、いざ息子を保育士さんに渡すと大号泣。必死に私を求める姿を見て、私は「やっぱり預けるのは無理なのか」と、思っていたのですが……。
迎えに行くと、まさかの姿が!
「お母さん、大丈夫ですよ! ほら〇〇(息子)くん、ママにバイバイしようね〜」と、まったく動じていない保育士さん。心配性な私は帰宅してからも、「大丈夫かな、きっとまだ泣いてるだろうな」と心配でした。しかし、久しぶりに息子がいない家にいると、だんだんとひとりで過ごせる時間を満喫できるようになっていました。
数時間後、不安ながらも息子を迎えに行くと、そこには笑顔でほかの子と遊んでいる息子が! 保育士さんいわく、「あのあと少し泣いていましたが、すぐおもちゃやお友だちと遊んでいましたよー」とのことでした。
その後も何度か同じ保育園で一時預かりを利用しましたが、息子は私の心配をよそに、いつもとても楽しそうに過ごしていました。私も自分ひとりの時間ができたことでとてもリフレッシュできたので、あのとき保育士さんを信じて、一時預かりに申し込んでよかったなと思います。
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著者:小野 美穂
5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。