園長先生が1時間ほど話した後に、ようやく解散!そう思った矢先に、谷先生から「私たちで、園長先生の家に鍵を返しにいかなきゃいけないみたいです」と衝撃の言葉が……。どうやら、この園では1番下っぱの保育士が鍵の担当をするようです。勤務2日目にして、肉体的にも精神的にも強いストレスを感じるはちみつこさん。21時過ぎにようやく帰宅できたものの、“明日早番で6:30から勤務だ”と気付き、絶望します。
足に異変が…
新年度2日目、はちみつこさんは早番のため、5時に起床しますが、前日の疲れから両足のだるさと足の裏に痛みを感じます。
湿布を貼ろうと思いましたが、ちょうど切らしていたので諦めて保育園に向かいます。
早番の日は始バスでも間に合わないため、タクシーを利用するのですが、主任の森先生に、「タクシーの領収書は誰に渡せば良いですか?」と尋ねると、「うちの園の交通費の上限は1万円」と言われます。
「求人票に交通費は全額支給と記載されていたんですけど……」
「あら、大変!交通費全額支給は正社員だけなのに。早番の日はタクシーに乗らないと間に合わないの?早く園の近くにお引越ししなきゃね」と言われ、
“上限1万円……。1カ月の定期代すらはみ出る。あ、なんか無理かもしれない”と不安を感じます。
労働時間が長く、睡眠時間が短いことから疲れが取れなくなってしまったはちみつこさん。さらには、求人票に書いていた交通費全額支給が間違いだと言うのです。定期代からはみ出た数千円+早番の日のタクシー代を自己負担することに。この時は、引越ししたばかりで、また引っ越すなんて金銭的に無理だったようです。もしはちみつこさんのような状況で働くことになったら、皆さんはどうしますか?