体験談&マンガ投稿コンテスト開催中!
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ひとりで病院へ向かうことに…
長男は12月30日生まれ、第二子となる長女の出産予定日は1月3日でした。当時、電車好きだった息子の3歳の誕生日に、どうして地元にある三才駅に行きたくて「お兄ちゃんのお祝いをするまで、もう少しおなかの中にいてね」と、おなかの中のベビーにお願いをしていました。
その甲斐あってか、無事に12月28日に家族で長男のお祝いして、翌日の深夜に陣痛がやってきました。当時は親子で川の字に寝ていて、息子も夫もよく寝ていたし、何より息子が夜中に目を覚ましたときにそばに誰かいないといけないので、ひとりで荷物を持って徒歩5分の病院に行きました。
そのまま入院となったので、一応夫や父母にもメールを入れて陣痛室へ入ったのですが、助産師さんが心配するする……! 「誰も来ないの?」「不安じゃない?」「自宅に私から電話してみていい?」と言われました。もちろん私も連絡してみましたが、みんな留守電。もしくはつながらず……。
電話よりも産んじゃいたい…!?
いよいよ朝方になって分娩室へ移動しましたが、ベットの上でも助産師さんと「誰も来ないの!?」「誰も出ないの!?」の押し問答。
「2人目だし大丈夫です……」。それより陣痛で返事をするのもキツい。電話をかけるよりも産んじゃいたいー。
9時5分、産んだと同時に夫が登場。助産師さんは、「良かったねー!旦那さん来てくれたよー!」って満面の笑み。
助産師さんは、「旦那さん何で電話出なかったのー?」
夫は、「いや……充電切れていて、今起きたとこなんですよー」
「…………」
報連相の重要性を痛感
ちなみに、父母も年末だからと携帯電話も家の電話も留守電にしていて、朝8時半になっても私たち夫婦が2階から降りてこないことにも、「年末だし」と思って気にしていなかったそう。
夫も、隣に私が寝ていなくても「先に起きたんだなー」と思っていたそうで、下の階で父母と顔を合わせて、3人そろって「まさか!!!!!」と、そこで初めて電話を確認したそうです。
言いたいことはたくさんありますが、分娩台の上からも家族への電話を促され、私はとーーーーーーっても「今、それどころじゃない!」と四苦八苦したので、いざというときこそ、報連相は大切だと痛感しました!
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著者:きさらぎかずよ
座右の銘は、しぶとく生きる。 しかし何かと右往左往。プロゲーマーを目指す息子、「イケメンは心もキレイ」と豪語する娘2人、ゲームに課金する夫に囲まれて大騒ぎの毎日を過ごしています。起立性調整障害?行き渋り? 株、育児、加齢、家族関係と悩みも多々……。