無事、結婚式や新婚旅行を終えて幸せに暮らしていたアコさんでしたが、義実家へ行くことが増えていきました。義妹は相変わらずで、アコさんはつらく感じていました。
ある日、義実家へ行く途中、最寄りの駅に到着すると、アコさんの体に異変が起こります。足が突然動かなくなったのです。義実家へはユーマさん1人で行ってもらい、アコさんは自宅へ帰りました。そしてユーマさんが帰ってくると、アコさんに義実家が苦手なのか聞いてきました。アコさんはすべてを話すことにしました――。
夫に義妹のストレスを打ち明けると…
アコさんはユーマさんに義妹に会うたびにチクンとすることを言われてストレスを抱えていることを伝えました。ユーマさんは「なるべく義妹を近寄らせないようにする」と言いました。
そして同居問題について、ユーマさんは将来的行けたらいいと思っていることを話してくれました。しかし、アコさんははっきりしない考えが落ち着きません。
「それっていつなの?」
「歳とったら厳しいよ」
「遅いとローンも通りにくいし」
と、ユーマさんに迫ります。
そして、
「ウダウダするぐらいならいっそ今すぐ移住した方がよくない?」
と葉っぱをかけます。もちろんこれは本心ではありません。しかし、納得したユーマさんは転職先探しを始めることに。
それからどんどん月日は流れ……、半年経っても転職情報を調べるのみでユーマさんはエントリーしません。とうとう、1年経っても1度も面接することはありませんでした。
ついにユーマさんは転職を諦めることに。実家には自分で伝えると言ってくれました。
転職活動を開始後、1年が経っても、ユーマさんは求人を見ているだけの状況だったようです。結果、ユーマさんが転職を諦め、同居も断ることに。1年間見ているだけで応募しなかったことは少々驚きましたが、ユーマさんの行動や決断には、アコさんに対する誠実さがあわられている気がしますね。
作画:鳥頭ゆば