4人目の妊娠が分かったとき、私は実は女の子がほしくてたまりませんでした。というのも、主人が強く女の子を望んでいたからです。性別は変えられるものではないことは重々承知していながら、早く知って主人をよろこばせられるかどうかが知りたい!そんな風に思っていました。
どうにか早く性別を知る方法はないの?
私は最初から、赤ちゃんの性別のジンクスはまったく信じていませんでした。しかし今回は、ジンクスよりは少しだけ信憑性がありそうだと感じた「早期胎児性別判定キット」というものを使ってみることにしました。これは尿検査で妊娠10週目から赤ちゃんの性別がわかる、というものです。
もちろんこれも確実ではないのですが試してみることに。尿検査でキットの色がスモークグリーンなら赤ちゃんの性別は男の子。オレンジ系なら女の子だそうです。
性別判定の検査結果はいかに?
ドキドキしながら待つこと10分。気になる判定は……?恐る恐る見てみると、溶液はスモークグリーンになっていました。男の子という判定です。くっきりとしたグリーン系。決してオレンジ系ではありませんでした。
このキットは正解率約90%。あやしげな色なら、よくわからなかったから……で終っていたのですが、はっきりしたグリーン系だったので、きっと男の子だという予感がしました。
赤ちゃんの性別は神さまの領域?
そして、生まれた末っ子は男の子でした!今では本当に男の子でよかったと思っています。キットが男の子を示したとき、おなかの中の赤ちゃんの存在を実感したのを覚えています。
どっちかなんて、調べなくてもいいじゃない!と赤ちゃんに怒られたような気になりました。今思えば「気にしすぎていたなぁ」と思います。どちらが生まれても赤ちゃんの性別は神さまの領域ですものね。
赤ちゃんの性別は、気にせずにいられない立場にあるママもいるかと思います。ですが、妊娠後にヤキモキしてもどうにもならないのです。どちらが生まれても「それがいちばんよかった」のだと思います。ただただ赤ちゃんの誕生を楽しみに待ちたいですね。(TEXT:荒津綾子)