ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。
今回は、YouTubeチャンネル視聴者からの2大質問
「どうしてRisaさんから産むことにしたの?」
「性別はどちら!?」
に応えてくれましたよ♪
これまでの道のり~出会いから妊活まで~
Mahoさん(写真左)とRisaさん(写真右)
職場の同僚であるMahoさんとRisaさん。最初は仕事仲間として接していたそうですが、徐々にお互いを意識するようになったと言います。
お付き合いを始めた2人。将来子どもが欲しいと思っていたMahoさんは、Risaさんと過ごしていくうちに「Risaとだったら、絶対に子どもを幸せにできる」という確信を持てたそうです。
「どんな人生を歩んでいきたいか」「どういう家族を作っていきたいか」について、きちんと話す場を作ってお互いの気持ちを言葉にして伝えあい、2人で子育てをしようと決心!
そして、同性カップルの子育て事情について徹底的に情報を集めて勉強をしました。
『子どもの成長のために、私たちだけでなくいろいろな大人に関わってサポートしてもらいたい』と考えたお2人は、ご家族や友人などに報告を済ませ、妊活をスタート!
実績が豊富なデンマークの精子バンクで、1,000人以上のドナー候補の中からドナーを決定し、5回目のチャレンジで赤ちゃんを授かることができました。
妊娠報告の動画をアップし、周囲に報告をしたときの反応は…?
前回、妊娠報告の動画を投稿されたお2人。自分たちの選択に誇りを持っているものの、「ネガティブなコメントがきたら……」と思うと、投稿するかどうか悩んだ時期もあったそうです。
でも、実際に投稿してみると……!?
Mahoさん:賛否両論あると思っていたのですが、予想以上にあたたかいコメントが多くて何度も泣いてしまいました。これから先、ネガティブな意見を言われることがあるかもしれませんが、「そういう考えもある」と受け入れつつ、応援して支えてくれる人との時間を持つことで、幸せに過ごせたらなと感じました。
Risaさん:もちろん、私たちの考えが絶対に正しいとは思ってはいません。でも、妊娠できたことに対してだけでなく、情報をオープンにしたことに対しても応援してくださるコメントが多くて。
「子どもはかわいいよ!」「出産頑張って……!」とたくさんのかたが応援してくださいました。
会社に報告した際にも、ママたちの応援をすごく感じ、「こんなにサポーターがいるんだ!」と仲間がたくさんいることに気づかれたそうです。
動画のコメント欄でも、子育ての先輩や子育て真っ最中の方の声がたくさん!
男性・女性に関係なく、子育ては共通の課題なのではと語ります。
続いて、コメント欄でとても多かった質問とは…?
質問1. どうしてRisaさんから産むことにしたの?
前回の動画をご覧になった方から「どうしてRisaさんから産むことにしたの? 順番はどうやって決めた?」という質問が多かったようです。
お2人の回答は……!?
Mahoさん:2人で話し合ってそれぞれ1人ずつ産む話になりました。そこで、年齢が高いRisaから産むことにしたんです。
答えは、明快! 「年功序列」でした。
子どもが2人欲しいと思った理由は、「きょうだいがいた方が楽しそうだから」ということと、もう1つ大きな理由がありました。
Mahoさん:私たち家族の環境が少し特殊なので、「分かり合えるきょうだいがいた方が思春期に相談しあえるかな」と思ったんです。
子どもたちの将来を考えて、きょうだいを作ろうと計画されたのですね。
そもそも、お2人は自分で子どもを産みたいと思っていたのでしょうか?
Risaさん:私は最初、自分で産むことに関しては、「どちらでもいいかな」と思っていたんです。将来的に子どもを欲しいとは思っていましたが、そのとき女性と一緒にいるなら選択肢は2つありますよね。「絶対に自分が産みたい!」とまでは思っていなかったです。
Mahoさん:私は「絶対に自分が産みたい!」と思っていました。子どもは2人欲しいとなったときに、具体的に想像してみると……どうしてもRisaの子どもにも会いたいと思って! 想像するだけでかわいすぎますよね♡
そんな話をしているうちに、Risaさんご自身も「すごく産みたくなってきた!」と気持ちが変化していったそうです。もちろん「Mahoの子どもも絶対にかわいい……!」と笑顔を見せるRisaさん。お互いが相手を心から大切に思っているのが伝わってきます。
将来的なプランなので、実際にどうなるかは未定ですが、今のところは1人ずつ産む予定だそうです。
そしてもう1つ多かった質問は……!?
質問3.性別はどちら!?
続いては、赤ちゃんの性別について!
診察の際に性別を教えてもらったRisaさん。
最近SNSなどで話題の、赤ちゃんの性別をサプライズで発表する「ジェンダーリビール」でMahoさんに性別を伝えました!
ジェンダーリビール:gender(性別)、reveal(明らかにする)という意味で、性別発表のサプライズイベントのこと
Risaさんが用意をしたのは、2枚の紙とおいしそうな大福。
大福の中身がキウイだと男の子、イチゴだと女の子という風にしたそうですよ♪
突然のことにMahoさんは驚きつつ、心の準備をしてから大福の中身を見てみると……
中からキウイが……!
愛犬のハルちゃんに「男の子だって!」と報告したMahoさん。
「なんだか泣けてくるものですねぇ」と、みるみるうちに涙が溢れます。
なんて幸せな動画なんでしょう……!
ちなみにRisaさんも性別を教えてもらったとき、ほろっと泣いたそうですよ。
Risaさんは「男の子と女の子、どちらにしてもうれしいけれど、性別がわかると不思議と感動するし、『子どもが産まれるんだ』という実感が強くなりました」とのこと。
この動画にもあたたかいコメントがたくさん♪
「性別発表の動画……なぜかわたしも一緒に涙止まりませんでした」
「愛のある動画でもらい泣きしちゃいました!」
「お2人の元に生まれてくるお子さまは本当に幸せだろうなと思います! こんなに温かくやさしいママたちの背中を見て、やさしい子に育つんだろなとわくわくします」
「毎回、幸せをお裾分けしてもらっているような感覚になります。ありがとう!」
「赤ちゃんが『お腹の中ですくすくと成長してるんだなぁ』と思ったら、なんだか心がジ~ンとなり涙。そしてMahoさんがジェンダーリビールで泣いてる姿を見て、またもらい泣きで涙。本当に素敵だなぁって思いました」
お2人が心から尊重しあい、赤ちゃんを心待ちにされているのが伝わってきますよね。おなかにいるときからこんなに愛されている赤ちゃん、幸せですね。
大きくなったら、ぜひこの動画を見て欲しい……!!
◇ ◇ ◇
自然体な2人の暮らしを発信し続けているMaho さんとRisaさん。今回の動画でも、お互いが相手を思いやり、子どもの将来のこともじっくり考えて物事を決めているのが伝わってきました。
拝見するたびに、ほっこり幸せになる動画ばかり。これからもMaho Risa Familyさんから目が離せません……!
現在、世の中にはさまざまな「家族のカタチ」があります。これからますます広がるであろう多様化の時代、どんなカタチの家族も幸せになれる社会になるといいですね。
YouTubeチャンネル「Maho Risa Family」では、お2人の日常生活の様子、妊娠経過についてなど、さまざまな動画を投稿されています。こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。