気づいたきっかけ
私の趣味はスポーツ観戦で、中でもアイスホッケー観戦が大好きでした。
アイスホッケーは氷上の競技のため、会場はとても寒く、足元から冷気が上がってきます。寒がりな私は、コートの裏や足の裏などにカイロをたくさん貼って膝掛けを二重にして観戦していました。
あるとき、観戦と生理が重なってしまったのですが、いつもと同じく完全装備で観戦していたところ、生理痛をあまりキツく感じませんでした。そこで「体を温めているからかも?」と思ったのです。
試行錯誤の日々
調べてみると、どうやら温めることは生理痛改善によいとのこと。それ以降、私は生理のたびにいろいろと試してみることにしました。
カイロを貼る、蒸しタオルをおなかにのせる、お灸を生理痛に効くと言うツボに乗せる、ドライヤーの温風をあててみる、お風呂に入って全身を温める、温かい物を食べる……など。また、温める場所を変えてもみるなど、手軽に試せることはなんでもおこないました。
そして、最終的に自分として一番、生理痛に効果が高かった方法を見つけることができました。
自分の中で一番、効果的だったのは?
結論から言うと一番効果が高かったのは「仙骨付近にカイロを貼ること」。
仙骨は腰より下でおしりの割れ目の上あたりにある骨です。はじめはおなかばかり温めていましたが、時々腰痛も感じていたため腰痛に効く部位を調べていたときに見つけた場所でした。
また、私には「肌に直接貼るタイプのカイロ」が合っていました。衣服に貼るタイプは熱すぎたり、場所がずれたりで同じ場所を適温で温めるのが難しかったのです。
仙骨付近にカイロを貼っているときは、全身がぽかぽかするのと同時に生理痛も和らいで、穏やかに過ごすことができるようになりました。
自分がおこなっていたことが「温活」らしいと気づいたのは最近のことです。生理痛を軽減させたいと思い行動した結果として、実は温活を取り入れていたわけなのです。今後も積極的に自身の生活に取り入れていきたいと考えています。
著者/牧ハルカ
作画/まっふ
監修/助産師 REIKO
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