助産師さんの声が気になる…
息子を出産した産院は規模が大きいこともあってか、大人数の助産師さんが常駐していました。最初は「助産師さんの人数は多いほうが、患者にとってはありがたいんだろうな」と思っていた私。
しかし、私が入院した大部屋は常にドアが開けっぱなしなことと、ナースステーションに近いせいか、助産師さんたちの声が筒抜けで、とにかく気になりました。夜間授乳で寝不足なときに、多数の助産師さんたちの声がずっと聞こえていたので、私にとってはとても苦痛でした。
産後の病院食。「ふりかけ」に感謝!
私は妊娠中、産後の入院中にどのような食事が出されるかなんて、まったく調べていませんでした。そして出産後に出された食事は、総合病院ならではなのか、栄養をメインに考えてくれているんだろうなといった、味気ないものばかり。そこで、夫が差し入れにとふりかけを買ってきてくれたのですが、これがおいしいのなんのって!
助産師さんにふりかけを食べていいか聞いても特に何も言われなかったので、入院中は何度もふりかけのお世話になりました。もし今後妊娠したら、食事の内容も考慮して調べ、産院を決めようと思いました。
まさかの大部屋へ変更!?
妊婦健診の際、入院中は個室か大部屋が選べますと言われ、人見知りな性格の私は迷わず個室を希望しました。しかし産後、たまたま出産のタイミングが重なり、4人部屋しか空きがありませんと言われたため、仕方がないので4人部屋に入院することに。
しかし、私の性格上「あまり物音を立てたらほかの方々に迷惑をかけてしまうかも……」「他かの赤ちゃんは泣いていないのに、うちの子だけ泣いている」などと、必要以上に気をつかうことが多々ありました。そのため、妊娠中に自分の性格をよく考えて、個室がメインの産院を選べばよかったなと実感しています。
このように、いくつか後悔した点もありましたが、当時私は高齢出産だったので、万が一母体に何かあった場合を考えると、総合病院を選んだのはよかったのかなと思います。しかし、もし今後出産の機会があれば、他の産院を見学したり説明を聞いたりしてから、どこで産むか選ぼうと思いました。
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監修/助産師 REIKO
著者:小野 美穂
5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。