筆者はイタリアで暮らしながら子育てをしています。パスタ料理は簡単だけれど、茹でたパスタのお湯を切ったりと意外と重労働ですね。熱湯を扱うので注意が必要で、小さな子どもがそばにいたら危険です。そこで今回は、私がイタリアのスーパーで見つけた、小さなパスタの手軽な調理法をご紹介します。
お野菜を茹でる鍋に入れるだけ!
ご紹介するパスタの大きさは、小指の爪より小さいくらいの大きさ。星の形やリボンの形のパスタはかわいくて、子どもたちに大人気です。日本でも同じくらいの大きさのパスタをネットで手に入れられますよ。
お野菜を茹でるとき、このパスタをお鍋にぱっと入れれば5分で茹であがります。おすすめのお野菜はブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ほうれん草、小松菜などなど!お皿に盛りつけて、粉チーズをかけるとコクが出ておいしくなりますよ。
野菜スープなら調理はさらにシンプルに!
寒い季節には温かいスープを飲みたくなりますね。野菜スープを作るお鍋に、このパスタを入れればワンプレートメニューの完成です。
茹でたお湯を切る手間も省け、スープに溶け出したお野菜の栄養をそのままいただくことができます。きのこ、鶏肉、ベーコン、白身魚、お豆などを加えると、味に深みが出ます。クリームチーズやこんがり焼いたフランスパンとよく合いますよ。
スパゲッティでも簡単クッキングが可能!
この商品のような小さなパスタがなくても、マカロニならお野菜と一緒に茹でられますし、スパゲッティがあれば大丈夫です。野菜スープを作るときに、スパゲッティをポキポキと折って加えてみてください。
スパゲッティを折る作業は簡単なので、子どももよろこんで引き受けてくれるかもしれませんね。スパゲッティはそのままだと長すぎて子どもにとっては食べづらく、喉に詰まるおそれもあるので、パスタを折るのは合理的な方法です。
パスタは小さいけれど、ほどよい弾力があります。これ以上シンプルなレシピはないほど、簡単に調理できるので、忙しいときやメニューが思いつかないときなどにぜひ試してみてくださいね。(TEXT:林りさ)