ワンオペ状態で幼児と引きこもり生活
はじめのころは支援センターに行って、地元のママや保育士さんに地域のことを教えてもらっていました。休日に過ごすのにおすすめの公園、ショッピングモール、ゴミ捨て場についてなどなど……。ですが、そのうちコロナ禍で外出自粛生活が始まり、支援センターはお休み。子どもの遊び場も公園も閉鎖状態になってしまいました。
家の中でちょっとしたお菓子作りをしてみたり、届いたチラシを丸めたり破ったりして遊んでみたり。夏にはベランダでちょっとした水遊びをしたこともあります。ずーっと家にいるのも息が詰まるので、人の少ない時間を選んで閉鎖していない小さな公園に行ったり、近所を散歩したりもしました。
サブスクリプションサービスなどを駆使
家の中で幼児2人と過ごす毎日で、私も息が詰まることがありました。そこで、頼れるものはフル活用しなくては!とさまざまなサブスクリプションサービスを利用し、ストレスを軽減。コロナ禍をきっかけに、私が利用したサブスクやその他サービスを挙げていきます。
【食材宅配サービス+ネットスーパー】
コロナ禍でなくても、2歳と0歳の子ども2人を連れて買い物をするのは重労働でした。それならばと、家に居ながら買い物ができるサービスをフル活用! 週に1回ほど定期的に食材やミールキットを宅配してもらえるサービス(Oisixやコープ)を利用。また、サブスクではありませんが、その日や翌日に注文した食材を届けてもらえるネットスーパー(イオンネットスーパー)を利用したりしていました。
【おもちゃレンタルサービス】
子どもにはさまざまなおもちゃで遊んでほしかったので、私は2カ月ごとに好きなおもちゃをレンタルできるサービス(ベビーファン)を利用していました。価格の高いおもちゃも、レンタルで体験できるのはよかったです。また、同じおもちゃに飽きてしまったり、子どもが気に入らなかったとしても、レンタルなのでノーダメージでした。気に入ったものは購入できたので、子どもたちに合うおもちゃを知るきっかけにもなりました。
【動画配信サービス】
動画を見せすぎることに抵抗がありましたが、ずーっと家に居て家事もこなさなければいけないので、割り切って頼ることに。わが家では家事をしている間は見せる、とルールを決めて活用していました。
【Amazon】
生活必需品は、Amazonを始めとするネット通販を利用。子どもを連れて重い荷物を運ぶのは大変だったので、とても助かりました。当時はアパートの3階に住んでいたので、配送業者のお兄さんには感謝しかありません。
頼れるものに頼る!ママの元気がいちばん!
知り合いがいない土地で、私が頼れるのは夫だけ。だからこそ、あまり期待はしすぎず、必要なことを具体的に伝えて頼るようにしました。例えばゴミ出しも、はじめのころは私がおむつ含め家中のゴミ集めをして、あとはゴミ出しをするだけにしてスタンバイ。夫はゴミ捨て場へ持って行くだけでしたが、ゴミを集める必要があること、それが地味に大変なことを伝えたところ、徐々にやってくれるように! やってもらえたときは大袈裟に褒めるようにしました。
また、毎日家にこもってごはんを作っていると、ずーっと台所に立っている日も……。そこで、お惣菜でもベビーフードでもいいので、無理せずに出来合いのものを購入。今でもごはんを作る気力が湧かないかも……という日は、テイクアウトや外食を利用しています。その分気持ちに余裕も生まれて、子どもとも楽しく過ごすことができています。
それから、時短家電(食洗機・ロボット掃除機)をフル活用しました。初期費用はかかりますが、子育てに追われる中で、それに見合った便利さはあったと思います。ちなみに、わが家は購入しましたが、家電もレンタルサブスクリプションサービスがあるようです。
私はママがご機嫌で過ごせることが、家族にとっても良いことだと思っています。そのために、いろいろなものを活用したり試したりしながら過ごしていましたが、わが家にはその方法が合っていました。コロナ禍真っ只中で、正直つらいと感じることも多くありましたが、子どもとの楽しい時間を増やすことに繋げられたのでよかったです。
著者:三崎 まよ
5歳3歳の男の子ママ。男3人に囲まれて生活しています。元フルタイム勤務、現在はアラサーです。転勤族。