矯正治療を始めてから2カ月近くが経ち、口の中に矯正装置がある状態にもようやく慣れてきたきなこもちさん。しかし、ある悩みが出てきたそうで……。
なんで?朝起きるとあごに激痛…
※一般的に矯正治療と歯ぎしりは直接関係ありません。ただ、矯正装置によるストレスを無意識に感じることで歯ぎしりが増えるということは考えられます。また、睡眠時無呼吸症候群の場合、睡眠の質が低下することが歯ぎしりの原因となることもあります。(コメント/歯科医師 古川雄亮)
※ブラケットとは:歯の表面や裏側に装着する金属やセラミックでできた小さな装置のことです。歯一本一本に装着したブラケットにワイヤーを通し、ワイヤーの力で歯を動かして矯正治療を行います。
矯正治療を始めてから2カ月弱が経過し、とある悩みが出てきたきなこもちさん。それは、睡眠中の歯ぎしりによるあごの痛みでした。
きなこもちさんは元々歯ぎしりのクセがあったと言います。決して矯正治療をしたことで歯ぎしりの頻度が増えたというわけではないそうですが、歯科医師のコメントにもあるように矯正装置による無意識のストレスが歯ぎしりを起こす原因となっているのかもしれません。
もうひとつのプチ事件は、食事中に矯正装置のブラケットが取れてしまったこと。大事な装置がいきなり外れてしまうととても焦りますよね。
きなこもちさんがとったアンケートでは、4割以上の方がブラケット外れの経験があることがわかりました。
記事の監修をしている歯科医師・古川先生によるとブラケットが外れることはよくあるそう。矯正装置の種類にもよりますが、付け直してくれることがほとんどなので、万が一ブラケットが外れてしまった場合は、慌てずに矯正歯科に連絡しましょう!
監修/歯科医師 古川雄亮
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
きなこもちさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。
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