大事な同窓会が控えている!
通っていた大学のゼミのOB会を6日後に控えたある日、卒業以来しばらく会っていない同期や先輩にも会えるとあって、私は数カ月前からとても楽しみにしていました。
しかし、このときはちょうど生理前で肌荒れをしていました。久しぶりに同級生たちと会えるのに、自分だけ老けこんでるように見られたら嫌だなという不安もあり「せめて肌荒れだけでも食い止めたい!」と思いましたが、そんな願いも虚しく、肌荒れは日に日に悪化していったのです。
保湿をしてだめなら、エステに頼ろう!
私は乾燥肌だったため、まずは念入りにスキンケアをして保湿してみようと、パックをしてクリームを塗るようにしましたが、肌荒れは落ち着きません。そこで、たまに行っているエステサロンでフェイシャルを施してもらい、仕上げに顔の炎症を抑える鎮静パックをしてもらうことに。すると、直後は肌の調子がよくなったように感じましたが……。
結局、皮膚科へ駆け込み
翌朝になっても肌荒れは一向に改善せず、夫や職場の人からも「その顔どうしたの?」 と言われるほどでした。同窓会は2日後に迫っていたので、最終手段として、仕事終わりに皮膚科へ駆け込むことに。
すると「季節の変わり目で免疫が落ちているところに生理前が重なり、肌の細菌バランスが崩れたのかもしれない」と言われ、抗菌薬を処方されました。2日間塗ると、なんとか肌荒れは落ち着き、ひと安心! ファンデーションで隠せる程度の赤みで、同窓会当日を迎えることができました。
生理期間は肌が普段に比べて敏感になっているため、いつもと違うことをすると危険だと身をもって体験しました。この出来事以降は、生理前にイベントが控えているときに肌が荒れたら、早めに皮膚科を受診しようと決めています。これからも歳を重ねると、生理前や生理中にもっと不調が出てきそうな不安がありますが、この期間は自分を労わりたいなと思います。
著者/伊藤みり
イラスト/ちゃこ
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!