周囲より早くきて…
私の初潮は小学3年生のころでした。周りの友だちと比べても早かったと思います。母にナプキンの使い方を教わりましたが、最初はナプキンが肌に触れたときのチクチク感が嫌で「着けたくない!」と大泣きし、母に「じゃあズボンまで血で汚れるけどいいの!?」と怒られたことを覚えています。
小学5年生になるころには生理に慣れてきましたが、経血量が多く、1週間ほど大量の経血が出る日が続くこともありました。
友人からまさかの言葉が
それでも当時は自分は経血量が多いということを自覚していなかったように思います。そんなある日、ナプキンがなくて困っている友だちに、私の持っているナプキンを貸そうとしたことがありました。すると、私のナプキンを見た友だちは「すごい大きい! おむつみたい!」と言ったのです。
このとき私が使っていたナプキンは33cmから42cmの「特に多い日の夜用ナプキン」でした。このサイズのナプキンを使うのが当たり前だった私にとって、この友だちの反応は予想外だったのです。
生理には個人差があると知る
友だちは経血量が少ないほうだったようで「こんなに大きいのを借りるのは申し訳ない」と言って、結局ほかの人にナプキンをもらっていました。このとき、生理症状や経血量など、生理には個人差があることを知り、私は急に生理がきたときに備えて、生理期間以外も大きめのナプキンをかばんに入れておくようになりました。
まとめ
私は生理に個人差があると知ったおかげで、「自分の生理症状」に自覚を持つようになりました。経血量は20代前半から徐々に減っていきましたが、当時の経験をいかして今では大きめのナプキンを携帯し、タンポンも使うなどの対策をするよう心がけています。大きなナプキンを使うことに抵抗心や不快感を抱くこともありましたが「私の生理はこうなんだ」と受け入れて、今後もじょうずに生理と付き合っていけたらいいなと思います。
著者/宮田しほり
イラスト/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!