長時間に及んだ1人目の出産
2年前、長男を出産したときは、約24時間にも及ぶ陣痛に「出産ってこんなに大変なものだったのか……」と衝撃を受けました。
2人目を妊娠してからは、同じように2人目の妊娠・出産を経験している友人に「出産何時間かかった?」と聞いて回り、友人たちの「1人目よりだいぶ早かったよ!」との言葉に希望を感じていました。
出産予定日当日、定期的に張りが…
そしていよいよ出産予定日当日。夕方ごろから、「なんだかおなかが張ってるな~」と思っていたものの、特に痛みはなし。一応間隔を測ってみるかと陣痛アプリを使ってみると、なんと5分間隔で定期的に張りがきていることが判明。
「でも痛みはないし、陣痛じゃないよね」と思って普段通り夕飯の支度をして過ごしていたところ、少しずつですが痛みを感じるようになってきました。それでも一度陣痛を経験している私は「いやいや、陣痛ってこんなもんじゃないでしょ」と疑ってしまい……。まさかこのときは、その数時間後に出産しているとは思いもしませんでした。
病院に電話したものの様子見に
夫の心配もあり、20時ごろ一度病院に電話をすることに。「定期的に張りはあるものの、痛みはあまり強くないのですが……」と相談すると、その翌日ちょうど健診の予約をしていたこともあり、「朝まで様子を見ても良いのではないか」と言われました。
しかしその電話を切ったあと急に、腰に強い痛みを感じるように。そのとき、1人目の出産で腰の痛みに苦しんだことを鮮明に思い出し、「これは陣痛だ」とようやく確信しました。それからは痛みがどんどんと増していき、「痛みが強くなったので一度診てほしい」と再度病院に電話し、診察してもらうことになりました。
病院到着、そこからまさかのスピードで!?
23時ごろ病院に着き、先生に内診してもらうと、「まだ子宮口2、3cmだね~、朝まではかかるかな」とのこと。でも、もうかなりの痛みを感じていた私は「朝までなんて耐えられない! 絶対3時までに産む!」と立ち会い予定の夫に宣言。
そこから急ピッチでお産が進み、なんと本当に3時過ぎに次男を出産! 先生も想定以上のスピードに驚いた様子でした。
24時間越えだった1人目の出産とは、比べものにならないスピードで進んだ2人目のお産。もしあのとき、電話で言われた通り朝まで様子を見ていたら……。やっぱり噂に聞いていた通り、経産婦は想定以上の速さでお産が進むこともあるんだなと驚きました。もし間違っていたとしても、病院には早めに行くことが大切だと実感した2人目の出産でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
著者:咲良ゆいか
2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。