乾燥が気になる季節は子どものお肌の様子も気になりますよね。子どものお肌が赤くなったり、カサカサしてきたり、ましてや痒そうにしていたりしたら、乾燥のせい?それともアトピー?と心配になるママもいるのではないでしょうか。今回は生後6カ月になる娘がアトピーと診断されるまで、診断後の治療の体験談を紹介したいと思います。
足首をやたら触る娘
生後6カ月を過ぎた娘は、転がっているときは必ずと言っていいほど足首を触っていました。あまりにも頻繁になり、よく見ると発赤も出ていたので、かかりつけ医を受診しました。このときはアトピーの診断はされませんでした。
”ロコイド軟膏を数日塗っておさまらなければ再診”という説明を受け、娘の足首は軟膏を塗ると発赤も消えていたので再診はせずにいました。しかし、発赤のあった場所が白く脱色したようになっていたのが気になりました。
再び発赤が!アトピーなのでは?
最初の受診から、1週間が経つ頃に再び白い部分に発赤が出現しました。そして、発赤部位にカサカサした感じも出始めました。
そこで、かかりつけ医で言われた乾燥の可能性を思い出し、市販で販売されている乾燥肌用のクリームを毎日塗っていました。しかし、よくはならず「やっぱりアトピーかも」という思いが強くなっていました。私も幼いころにアトピーが出ていたので、最初の受診時から心配していたのですが、診断されなかったので少し安心していました。
決定的な診断がほしくて違う病院に!
アトピーであれば早く適切な治療をしてほしいと思い、娘が1歳になるころにアレルギーに強い小児科を受診しました。娘の足首を見るなり「アトピーだね」と言われました。嬉しいものではありませんが、早く適切な治療をして改善させたいという思いなので、診断されてホッとしました。
病院を変えてからカサカサもなくなり、脱色したような色もなくなりました。2歳目前の今でも塗り薬や飲み薬は継続中ですが、きれいな肌のまま完治しそうです。
娘は軽度のアトピーだったので、すぐにきれいな肌を継続できましたが、今でも薬は続いています。今回はかかりつけ医だけではなく、その症状に強い病院を受診することも必要だと感じた体験でした。(TEXT:西野ゆう)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。