こんにちは。ママライターの田中由惟です。鍋の季節がやってきました!たっぷりの野菜が食べられるうえ、簡単とあって、助かる料理メニューのひとつですね。子どもの野菜嫌いを克服する絶好のチャンスでもあると思います。
今回は子どもの大根嫌いを克服した体験や鍋料理を美味しく食べられる工夫をご紹介します。
大根特有のからみはコレで解決!
大根は加熱したものなら、離乳食時期から与えられますよね。しかし大根特有のからみや繊維が気になって、苦手な子どももいると思います。
わが家には現在2歳の娘がいますが、味噌汁の具として入れてみてもベーっと出してしまいます。何かいい方法はないかな……と考えたのがきっかけで生まれたのが「大根おろし鍋」。鍋料理として使えば、おいしく食べられるのでは?と考えたんです。
まるごと大根1本すりおろし!
大根1本分すりおろしてみると、水分がたっぷり。水を使わずに鍋ができると思い、大根おろしと具を一緒に煮込んでみました。すると野菜の水分もプラスされ、水を加える必要もなし。立派な鍋料理が完成しました。大根おろしも煮ることでからみが気にならなくなりました。
子どもが苦手なはずの大根。知らずにパクパク食べている姿を見てうれしくなりました。スープを飲むだけでも栄養が摂れると思うとさらにうれしくなりますね。
子どもの好きな具に野菜をプラス
鍋料理は野菜がメイン。わが子は野菜がドカンとお皿に入っていると嫌な顔をします。そこでおいしく食べてもらうために、子どもが好きな「うどん」を一緒に入れるようにしています。好きな物と一緒だと食べやすいよう。うどん以外にウインナーや鶏団子など、子どもが好む具も意識して入れます。
ちょっとした工夫で野菜がおいしく食べられるようになると思います。わが家の大根おろし鍋は親はポン酢、子どもはめんつゆをかけて食べています。
野菜が苦手な子どもが、鍋料理だと食べられるケースも多いです。とんこつや味噌などいろいろな味の鍋つゆを試してみるのもよし。子どもに「おいしい!」と言ってもらえるような家庭いちばんの鍋料理と出会えるといいですね。(TEXT:ママライター 田中由惟)