記事サムネイル画像

「いい加減にして!」外国人彼氏が超自己中。別れを切り出すと彼からまさかの言葉が?!

10年以上アメリカ人の彼と付き合っていた私。出会ったころの彼は、男らしくて努力家で誰よりもかっこよく見えていました。ただ、周囲からはなぜかことごとく反対され、「別れなさい」と言われていたのです……。

「いい加減にして!」外国人彼氏が超自己中。別れを切り出すと彼からまさかの言葉が?!

 

女性不信の彼。彼の都合に振り回される日々

私が「いい加減結婚しなければ」と思い始めていたときの話です。友人にいい人を紹介されることはありましたが、なかなか恋愛関係に至らず諦めかけていたころ、アメリカ人の彼と出会いました。年下の彼でしたが、これまで出会った誰よりも男らしく愛情深い人で、私はすぐに恋愛モードに。

 

アメリカでは交際前にお試し期間を設け、本当に相性が合うか見定める「デーティング」という考え方がメジャーだそうですが、当時の私はそのことを知らず、お互いに好意を伝えた後はもうカップルになっていると思っていました。しかし彼はそうではなく、デーティング期間を1カ月ほど過ごした後に、私たちはようやく恋人関係になりました。

 

彼がそうやって慎重になっていたワケは、元カノに浮気された経験があり、女性不信に。事あるごとに、私のことを完全には信用することができないと言うのです。それもあってか、付き合ってからしばらくの間、彼はあくまでも自分優先でした。時には「友だちづきあいを優先するから」という理由で、私を1カ月間放置したこともありました。その間は一切連絡はありません。かと思えば、何事もなかったかのようにまた連絡が来くるようになるなど、随分と振り回された思い出があります。ほかにも、ただの八つ当たりで1カ月間名前を一切呼ばれなかったこともありました。

 

彼は自分の機嫌で私に冷たい態度を取りましたが、私が仕事で忙しく話す時間もなかなかとれないときには、無理を言ってくるのです。仕事中にもかかわらず電話がかかってきたり、メッセージが何度もきたりと、私の都合にお構いなしの行動にイライラすることも少なくありませんでした。

 

しかも、何を疑ったのか「浮気をしてるんだろう」「新しい男がいるんだろう」と言い出す始末。浮気をするつもりも、する時間もないと何度言っても疑われ「なんで俺がこんな目にあわされなきゃいけないんだ」と言われた日には、さすがに激怒したのを覚えています。

 

だんだんと見えてきた彼の歪さに私は…

そんな彼と私ですが、育った環境が似ていました。そのため、お互いの気持ちを理解できる部分もあったと思います。ただ、アメリカ人と日本人の感覚の違いなのか、そもそもの価値観の違いなのかわかりませんが、彼の考え方でどうしても理解できないことがありました。それは「やってもらって当たり前」という考え方です。

 

例えば、付き合い始めて6~7年くらい経ったころ、彼が体を壊して働けなくなったことがありました。すると彼はアメリカに帰国し、国から手当てをもらいながら母親の家で同居していました。彼の母親は当時すでに60代でしたが、フルタイムで働きに出ていました。彼は家にいるにもかかわらず、家事も料理もすべて母親に任せており、さらにはたまに彼が料理を作ると母親に感謝するよう強要していたのです。

 

そのやりとりを見て驚いた私が注意すると、彼は「本当は母さんが家事・料理をしなければならないところを俺が手伝ってあげたんだ。感謝するのは当たり前だろう」と言ったのです。彼は、母親のことをとても大切にしていましたが、「俺はかわいそうだ」と思う気持ちが大きくなることが度々ありました。

 

さらに、彼には「恋人(私)は相手(彼)を優先して当然」という考え方もあったようで、私に対しても無理を言うことが多く、彼の行動の度が過ぎるときは私から別れ話を切り出すときもありました。すると、彼は「別れるつもりなら自分を傷つける」と言い出し、困り果てた私は心理カウンセラーに相談したこともあります。カウンセラーには「それはただの脅しなので、本当に実行することはない」と言われ、さらには「彼は私を母親代わりにしている」と言われたのです。

 

幼いころに親からの十分な愛情をもらえず(少なくとも、彼にとっては十分ではなかった)、本来なら母親に求めていることを恋人にやらせようとしているという見解でした。だから、常に自分を優先するような言動を取るのだそうです。ちなみに、彼が自分を傷つけることは一度もありませんでした。

 

その後も何度か別れ話を切り出すことがありましたが、その度に付き合い続けることを懇願され、結局ずるずると10年以上もお付き合いを続けてしまいました。それなのに最終的には、彼から「自分は病気でお金もない、子どもも持てるかわからない、だからほかの人を探してくれ」と言われ、別れることになりました。

 

別れたときには、私の結婚適齢期はとっくに過ぎ、私自身が子どもを持てるかわからない年齢になってしまいました。自分が選んだ道なのでどうしようもないですが、もっと周囲からの「彼はやめておきな」という言葉に耳を傾けておけばよかったと今更ながらに思っています。

 

 

10年以上にも及ぶ大恋愛は、あっけなく幕を閉じました。第三者からは見えていたであろう彼の本当の姿が私には見えず、「盲目の恋」に落ちていた私。今は彼との恋愛に疲れきってしまい、新しい恋を見つける勇気も元気もない状態です。もっと周りからのアドバイスを聞くべきだったことを反省し、気持ちの整理ができたら、また新しい出会いを求めたいと思っています。

 

著者/匿名希望

 

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →