独身のころから不思議なところがあったユーマさん。結婚後も、トラブルが起こったときに呆然としているユーマさんを見て、アコさんは不安を抱いていました。
やがてアコさんは赤ちゃんを授かりました。子どもが欲しかったアコさんは喜んでユーマさんに報告したのですが――!?
妊娠を伝えたときの夫の反応…
子どもは早く欲しいと思っていたアコさん。妊娠がわかるとすぐにユーマさんに伝えました。
「ねえ、ユーマ聞いて! 私妊娠したみたい!」
ウキウキ伝えるアコさんのテンションとは反対に、
「え? あ、うん」
と、そっけないユーマさん。しばらくすると、
「さっきはドキドキしたよ」
とメールを送ってきましたが、アコさんは、顔に出してリアクションをしてくれなかったことを残念がりました。
後日、つわりが酷くなって、アコさんは入院したり、実家に滞在したりと大変な妊娠生活を送ることに。
ユーマさんは、部屋の片づけはできなかったけれど、アコさんの頼まれごとをすべてやってくれたので、いい旦那さんと結婚したなあと、恵まれていることをかみしめました。
ユーマさんに対してイライラすることもなく、このときが夫婦の中で1番穏やかで幸せな時間だったのかもしれないと、当時を振り返るアコさんでした。
ユーマさんの性格を理解していたけれど、アコさんとしてはさすがに妊娠がわかったときは一緒に喜び、一緒に笑いたかったと思ったそうです。男性は自分の体に起こることではないので、実感が湧きにくいというのはあるかもしれませんが、家族が増えるという未来に対して反応が薄いのは女性からすると寂しいですよね。
監修/助産師 松田玲子
作画:鳥頭ゆば