陣痛がきたとき、アコさんはユーマさんに腰をさすってほしいとお願いしますが、ユーマさんはオロオロするばかり。そしてとうとう赤ちゃんが誕生しますが、赤ちゃんと対面したユーマさんは表情ひとつ変えませんでした。
赤ちゃんとの3人の生活が始まり、育児を楽しんでいたアコさんですが、ユーマさんの育児には不満がありました。なぜなら……。
夫の育児は…
当時、「イクメン」という言葉が流行していましたが、アコさんはユーマさんに仕事に集中してもらい、子育てはアコさんがすればいいと考えていました。
とはいえ、ユーマさんに育児をお願いすることもありました。しかし、何度教えてもおむつ替えはテープをきちんと止められず、漏れてしまいます。またお風呂もたどたどしくて任せられません。
親になったスタートラインは同じなのに……とアコさんはモヤモヤしてしまいます。そして自分がする方が早くてイライラしなくてすむので、あまり頼まないようにしようと思ってしまうのでした。
パパの経験不足をママが理解して、ハードルを下げて教えてあげることが大切だと、父親の育児参加に詳しい専門家の先生は言います。しかし、アコさんは何度も繰り返し教えていたので、それでも失敗してしまうユーマさんにイライラし、そしてどうしていいかわからなくなってしまったのかもしれませんね。
作画:鳥頭ゆば
-
前の話を読む13話
立ち合い出産、当日の夫の選択は?そして生まれた娘を見た夫の驚きの反応とは…!? #カサンドラ症候群で離婚 13
-
次の話を読む15話
娘の成長の遅れが気になっていた私。「大丈夫だよ」と夫は言うが、娘の診断結果は… #カサンドラ症候群で離婚 15
-
最初から読む1話
真面目でやさしい夫との結婚生活がなぜか息苦しい…。ふと気付いた理由とは… #カサンドラ症候群で離婚 1