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子どもを感情的に怒鳴ることもあれば、甘やかし過ぎることも。ブレる子育てから私が劇的に変われた方法は…【体験談】

以前は子育てをしていく上での母親としてのスタンスが確立できずにブレてしまい、子どもへの接し方に自信がなかった私。子育てに迷いつつも時間に追われる日々の中、これから長く続く子育てをより良いものにできるように今やらなければと、意を決してあることを勉強することにしました。それは……。

 

自覚していた母親としての立ち位置のブレ

私には現在8歳と3歳の子どもがいます。上の子が幼稚園のころ、下の子がまだ小さく手がかかる状態だったこともあり、身心共にいっぱいいっぱいの子育てをしていました。毎日子育てのストレスを感じ、上の子が自分の思うように動いてくれないと感情的に怒鳴りつけてしまうこともしばしば。

 

そうかと思えばできるだけ子どもの要望に応えようと甘やかし過ぎているような対応をしてしまうこともあり、かなり子どもへの接し方がブレていました。自分のスタンスのブレを実感し、このままでは自分にも子どもにもよくないと感じ、少しでも自分の子育てを改善できればと「コーチング」の勉強を始めました。

 

意を決して始めたコーチングの勉強

「コーチング」とは、自分が相手の上位に立ち何かを教える「ティーチング」とは違い、さまざまなコミュニケーションを通して相手の自発的なやる気や行動を引き出すアプローチ方法。子育ての現場やスポーツ選手の育成などに取り入れられています。

 

これまで折に触れて子どもとの接し方が書かれた育児書などは読んでいましたが、本を読むくらいではなかなか実践できませんでした。そこで、資格がとりたいわけではありませんでしたが、通信教育の資格取得講座を受講して少し本格的な勉強を始めたのです。

 

コーチングの基本理念に触れて

最初は半信半疑で始めた勉強でしたが、コーチングを学ぶうちに少しずつ自分の中に変化が現れました。コーチングの心構えの大きな基本の柱は、相手の話をじっくり聞く「傾聴」、相手のことを否定せず受け入れる「承認」、相手に考えさせる「質問」の3点。

 

コーチである自分は決して上からではなく、子どもと対等の立場で相手のサポート役に徹するのが原則です。そして子どもの可能性を信じ、子どもをできる人として扱うことが大切。勉強を始めてみて、これまでの自分がいかに子どもを上から押さえつけようとする、子どもの成長を削ぐようなやり方をしていたかを実感しました。

 

 

勉強し始めて変わった子どもとの接し方

このコーチングの基本理念を常に頭に置くようにしたことで、徐々にですが自分の、子どもとの接し方が変わってきました。それまで何度言っても言うことを聞いてくれないと子どもの能力を悲観してしまうこともありましたが、「できるはず」と子どもを尊重して接することができるようになったのです。

 

忙しいと上から制したり、子どもの言い分を聞かずに軽くあしらってしまうこともなくなりました。一時はあまり良くないと感じていた子どもとの関係性も、改善することができてきていると感じています。自分の立ち位置が固められたことで、子育てに迷いがなくなってきたことが本当にうれしいです。

 

 

日々の隙間時間で少しずつ少しずつ進めている勉強なので受講期間も大幅に延長してしまっていますが、コーチングの勉強を始めたことはとてもよかったと感じています。まだコーチングの最終目的である「相手の能力をひきだす」などができるまでには至っていませんが、これからも楽しい子育てのために勉強を続けていきたいと思います。

 

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著者:澤崎 凪

1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。

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